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安倍退陣!?ずっこけ内閣。


「はあ?」
所信表明しといて、代表質問の前になんで辞めるの!?
全く、最悪のタイミングとしかいえない。テレビのコメンテーターは、「試験の日に直前になって登校拒否しちゃった人みたい」と称していたが、うまいたとえだと思った。
無責任きわまりないし、「小沢代表に会談を申し込んだら断られたから」という「言い訳」はなんなんでしょう。オンザテーブルで、代表質問で堂々と主張し、議論し、負ければ良かったではないか。「局面を変える」発言も意味不明だ。何を考えているのか。

朝日の記事には、
 以下、朝日新聞webから転載ーー

 小沢代表は12日、安倍首相の退陣表明後に臨んだ記者会見で、衆院解散・総選挙に向けて攻勢を強める考えを示した。「総選挙で過半数を取らなくちゃいけない。総選挙の実施を、できるだけ早い機会にということは、全く変わってない」

 同党の中堅・若手議員らはさっそく、街頭演説に繰り出した。同日の衆院本会議で代表質問する予定だった長妻昭・政調会長代理は東京・有楽町の街頭で質問原稿を手に訴えた。「総理から答弁を勝ち取り、国を動かすための原稿だった。肩すかしだ。なぜ今、辞めたのか。こんなおかしな政府は一刻も早く交代すべきだ」

 民主党は今国会でテロ対策特別措置法、年金、「政治とカネ」などで安倍政権に攻勢をかけ、衆院解散に追い込む戦略を描いてきた。実際に衆院選立候補予定者の擁立作業を加速させている。「逆転国会」の本格論戦を待たずに安倍政権が倒れたことで、「早期決戦」のムードは確実に高まってきた。

 攻撃の照準を、臨時国会冒頭で突然の「政治空白」を生じさせた自民、公明両党の「政権担当能力」に絞りつつある。

 「1番打者としてバッターボックスに入ろうと思った瞬間に、投手(党首)がいなくなった」

 やはり代表質問に立つ予定で肩すかしを食らった鳩山由紀夫幹事長は、緊急代議士会で首相の突然の辞意をこう皮肉った後、批判した。「(首相の辞任表明)記者会見で国民に対する謝罪がなかった。国政がこのようなことでまた停滞、混乱するのに大変けしからん話。残念だ」

 小沢氏も会見で、安倍首相が両党国対委員長間で申し入れた党首会談を「断られた」としたことに異を唱えた。「昼前に(国対委員長間で)申し入れがあった。『党首会談はいつでも結構。ただし、一体どういうお考えで党首会談したいのか、官邸と話してきちんとした申し入れをしてもらいたい』と話したら、『いや、ごあいさつだ』ということだったそうだ。この申し入れ以前に一度も党首会談の申し入れは受けていない。イエスもノーも言う機会はなかったのが事実だ」

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とある。
そもそも、「テロ対策特別措置法」インド洋での給油活動継続問題について、「野党の理解を得るために職を賭していく」としたシドニーでの会見から「変!」だと思っていた。「職を賭す」とは、政治家は常にそうした気持ちであるべきで、この人はいまさら何だと思っていたからだ。そしてそんな会見で参議院では過半数を占める「民意」を変えれると思う事自体おかしい。

 よほど、真っ当な市民とはかけはなれた感覚の持ち主らしい。

ちょっともうひとつ。「こうなると思っていた。」とは地元代議士発言。全く当事者意識のない評論家然としたご姿勢。あなた、一体何党の代議士なの? といいたい。

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参議院議員になり、「民主党・新緑風会・日本」へと名称変更する形で、統一会派を結成した、田中康夫氏のコメント。うむ同感。
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安倍首相辞意表明会見に際し

 問題山積な国民生活の安定よりも「テロとの戦い」が最重要課題と言い続けた”空気の読めない”宰相が、イタチの最後っ屁の如くに繰り出した、更なる「政治の空白」と「国会の混乱」を臨時国会開催中に自ら生み出す愉快犯的”自爆テロ”としか言いようがない。

 国民生活に関する待ったなしの問題が国内には山積しているのに、海上ガソリンスタンドを無料継続提供する「テロとの戦い」こそが最重要課題で、野党第1党が党首会談に応じてくれないから辞意を決意したと緊急会見でも繰り返す無責任さは、一国のリーダーとは到底思えぬ醜悪さだ。「テロとの戦い」を掲げる宰相・安倍晋三の、これこそは、「政治の空白」と「国会の混乱」を自ら生み出し、国民生活を混迷させる、実に身勝手な「自爆テロ」ではないか。

 参院選敗北後も、何ら責任を取らずに居座り続け、所信表明演説を行った僅か2日後に、しかも、言論の府たる国会での午後1時からの代表質問直前に、野党第1党が党首会談に応じてくれないから辞任を決意したと居直る、その国民不在の無責任さに呆れるばかりだ。

 国民生活に関する待ったなしの問題が国内には山積しているのに、午後2時からの緊急会見に於いても、「テロとの戦い」の継続こそが最重要課題と繰り返し、臨時国会の開催中にも拘らず、「政治の空白」と「国会の混乱」を自ら生み出す突然の辞意表明は、身勝手さの極致だ。

  「立つ鳥 跡を濁さず」の美学とは対極の「美しくない日本」を、最後に全世界へと発信して退陣する、まさに語るに落ちたリーダーを、1年近くに亘って私たちが戴き続けてしまった事に、深い哀しみを覚える。

  新党日本は引き続き、真の国民益の創出を目指し、結党宣言に掲げた「信じられる日本」の実現を図るべく奮闘する。

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