秋田の水害は大変だった。
秋田 水害の現場。早朝6時ぐらいから阿仁町の周辺をめぐって取材して歩く。特に阿仁前田の駅周辺。まず、潜り橋でもないのに橋の上を川が越流。そしてその周辺の民家や商店、すべてが、ほぼ一階が完全に水没。懸命にドロだし作業と家財道具の運び出し、洗浄などの作業を家族総出でおこなっていた。近くの空き地には水没して使えなくなった家財道具、電化製品の山ができていた。これはひどい。この大変さが、ほとんど全国に知らされていないのではないかと思う。時間を惜しんで写真を撮り、ビデオを回す。今、編集中だ。
秋田を出発し、午後3時すぎに鶴岡にもどって、四国・高知からのお客様をむかえる。庄内の食の探訪をされたいとのことで、この数日、アルケッチアーノやその周辺を巡ることになっている。午後七時からはミーティング。午後11時すぎまで語り合う。合併後の新市の姿。というか、現在の鶴岡の惨状について、ずいぶん貴重な意見交換ができたと思っている。