クーリエ11月号
クーリエという月刊雑誌がある。この月刊誌は、ヨーロッパ、フランスの同名誌の日本版だが、世界各国のメディアのクリップを軸として、日本をアメリカよりもむしろヨーロッパの視点で、複眼的に見ようという雑誌だ。
編集長は実は大学時代の親友。それに今回の安倍辞任劇の各国のメディアの反応がでていて実に興味深い。世界が見た「安倍→福田」ぜひご覧あれ。メディア3.0の新潮流という特集も秀逸だ。角度を変えて、見ると日本社会と特に政治のおかしさがスゴくわかる。
特にヨーロッパのフィナンシャルタイムスの記事でのジャーナリストがこう評している。
「日本の権力は、首相以外にあるとしか考えようがない。実際の権力を握っているのは、自民党と大企業と、それから「鉄の三角形」の最後の一角を担う官僚組織だ。官僚組織の影響力はおそらく今も政治家たちをしのいでいる。」と。
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