新児童館をソーラー建築に。
地球温暖化が叫ばれ、特にこの山形、庄内では、特に暖房に使う熱エネルギーをどうやって賄うかは大きな課題です。そこに太陽の力を可能な限り有効に使う。それによるCo2の削減効果、また、公共建築の維持コストという面での効果はかなり大きいものがあると思います。
以前、委員会でも議論したことがあるのですが、これから建てる建築物は、必ず熱効率について計算をし、維持コストを算出する。また、Co2の削減率についてもシュミレーションする。そして、その比較による選択肢もファクターにいれる。こうした視点はとても大事だと思います。
さて、児童館に話はもどりますが、冬でも室内に太陽の光が燦々とふり注ぐような児童館というのは、子供達の笑顔に一役買ってくれそうな気もします。又、実際、酒田の太陽の家では、子供達を集めてソーラーエネルギーについてロボットを使って学習をしたりしているようですが、環境教育にも貢献してくれるのではないかとも考えます。
環境問題を軸としたG8もおこなわれる、京都議定書で定期された地球温暖化のCO2削減のアクション元年である今年、鶴岡でもこうしたソーラー建築に取り組む元年にしてはいかがでしょうか。「児童館をソーラー建築に」と、改めて私は、皆さんにご提案申し上げたいと思います。