いざ、スウェーデンへ。
前述のフォーラムのつながりから、持続可能な社会づくりを学びに、スウェーデンに本日旅立ちます。
私の参加するツアー、また国際会議は、以下のものです。
http://www.sustainablesweden.org/upcoming-tour.html
スウェーデンの北部、南部のエコ自治体の視察、また、第一回、スウェーデンエコ自治体(Sekom)国際会議への参加です。国際会議では私もスピーチ台に立つ予定です。
私としては今回のミッションを以下のように考えています。
「脱原発を国民投票で示し、2020年の脱石油社会を大臣が宣言をした、環境先進国、スウェーデンの取り組みは、特に20年程前からのエコ自治体と呼ばれる環境自治体の取り組みが先駆けとなった」と、この3月3日、山形県鶴岡市で私どもが主催した「環境と経済が両立した、持続可能な産業・まちづくりとは」で講演をしたグンナルブルーンディーン氏(持続可能なスウェーデン協会 理事)が力説をしました。
エコ自治体とは、環境NGOナチュラルステップジャパンが作成した「持続可能な4つのシステム条件」という「基準」に沿った「持続可能な管理制度」を包括的な自治体経営に導入し、具現化している自治体のことであるとうかがいました。
2008年5月27日から29日まで、スウェーデン、ヘルシングボリ(Helsingborg)で、初めてのエコ自治体世界会議(スウェーデンエコ自治体協会主催)が開催されます。又、5月17日から26日まで、スウェーデン国内のエコ自治体の現地を巡り、現場を学ぶワークショップ(持続可能なスウェーデン協会 主催)がおこなわれます。
私は、阪神淡路大震災後の神戸で3年間の被災地支援活動、長良川河口堰反対運動、その後、故郷である山形県鶴岡市で、地下水源保全、ダム反対運動を市民活動や、市議会議員(無所属・市民派)として活動してきました。活動の中で、日本の地方自治体が、ダムや、原発、道路など、巨大公共事業を推し進める、まさに持続不能な経済に陥りがちな根本原理を変換させるためには、明確な「判断基準」が必要なものと兼ねてから考えておりました。市民に身近な地方政府で、持続可能な「判断基準」を伴った「包括的な管理制度」を用いて発想の転換をおこない、持続可能な新しい経済を生み出しているスウェーデンの現場に学び、それを日本で普及する必要性を強く感じ、この研修又、国際会議に参加するものであります。
中国も気になるところですが、
今、僕はこのミッションを完遂し、今後の鶴岡に、活かして参りたいと存じます。
今般の視察、国際会議への参加については、鶴岡市議会は海外視察について数年前から自粛とのことで、市議会からの助成はありません。ナチュラルステップジャパンの活動として、助成金などをあたっておりますが、今のところ自腹での渡航です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カンパ、募集中!
荘内銀行 鶴岡本店 普通 1026709 国際NGOナチュラルステップジャパン鶴岡 草島進一
郵便振替口座 02210-4-53975 草島進一
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日は、東京で帰国後すぐに、立教大学ESD共催でおこなう、31日の打ち合わせをしておりました。
帰国後、すぐに、以下のような報告シンポジューム企画をしています。ちょうど同時期に開催される「環境自治体会議 遊佐会議」と協働企画です。ご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スウェーデン・日本の市議会議員が提案する
.
サステナビリティの羅針盤で.
地域社会を元気に
.
スウェーデンの約 4分の 1の自治体が加盟するスウェーデンエコ自治体協会( Sekom)は、2008年 5月 27日.29日に世界の自治体に呼びかけ国際会議を開催し、日本環境自治体会議 (Colgei)は、ほぼ同時の 5月 28日.30日に全国会議を山形県遊佐町で開催いたします。スウェーデンエコ自治体協会は、持続可能な発展に積極的に取り組む日本の自治体を応援し、2国の自治体ネットワークの相互協力の可能性を探るため、理事の一人であるコニー・セーヴェヘム市議会議員を遊佐会議に派遣し、温暖化対策の分科会に参加、また、八戸市や山形市などで自治体関係者のための講演、市議会議員との交流などを予定しています。
.
一方、コニー議員が遊佐会議に参加している間、山形県鶴岡市の草島進一議員がスウェーデンのエコ自治体国際会議に参加します。.
そして、スウェーデンの国際会議から帰国した直後、遊佐会議から東京に戻ってきたコニー議員と合流し、それぞれの活動と互いの国で経験したエコ自治体の視察と関係者との交流の印象を報告し合う講演会を次の通り実施いたします。国境を越えた市議会議員の学び合い、国の壁を越えた自治体の交流によって、持続可能な発展をより積極的に推進していくためにどんな可能性が見えたのか、会場での共有を目指したいと思います。.
記.
日時:
2008年 5月 31日(土)
.15:00-18:00.
会場:立教大学 .池袋キャンパス 7号館 7102教室.(JR池袋西口地下道 C3出口)
.
http://www.rikkyo.ac.jp/grp/kohoka/campusnavi/pmap/ikebukuro.html.
対象:議員、地方自治体職員、地方自治体の環境政策や持続可能な発展に関心のある方
共催;立教大学
ESD研究センター/持続可能なスウェーデン協会/スウェーデンエコ自治体協会
協力:環境自治体会議( Colgei).
国際 NGOナチュラル・ステップ・ジャパン
日本環境議員の会、Be.Good.Cafe.
.
【プログラム】.
・イントロダクション:増原直樹氏
.(環境自治体会議、事務局次長).
.「環境自治体会議の紹介と遊佐会議に見える最近の活動」
.講演:コニー・セーヴェヘム氏(ヴァールベリュ市議会議員、スウェーデンエコ自治体協会理事)
.「スウェーデンエコ自治体協会の羅針盤を念頭に環境政策で地域社会を元気に」
.
(休憩).
講演:草島進一氏(鶴岡市議会議員・国際
NGOナチュラル・ステップ・ジャパン、ファシリテーター).
「スウェーデンエコ自治体会議主催の国際会議に参加して」
.質疑応答.
・まとめ:増原直樹氏(環境自治体会議、事務局次長).
.*通訳:矢作=ルンドベリ・智恵子
.*参加費:無料
.
*申し込み方法:
5月 30日(金)までに、お名前、所属、当日の連絡メールアドレス/電話番号を
.
明記の上 asayoshiearth55@yahoo.co.jp(担当:浅野由子)にご連絡ください。.
以 上.