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スウェーデン日記ー1


スウェーデン。16日について、21日。ブログをアップする間もなく、あっという間に時間がすぎてしましました。
 スウェーデンの社会自体が、基本的に地方分権が行われ、自治体に自由度があるのですが、その中でも、特にサスティナブルな社会に向けて行動をしている自治体や、企業、そしてそのきっかけをつくっているFire soulの方々に会ってお話を聞いているので、毎日驚きと感動が続いています。

16日に成田発。12時間。着いて、一日、ナチュラルステップジャパンの高見さんに迎えられ、ホームステイ。
 ストックホルムの水が美味いのに感動しました。湖から引いている水との事ですが、塩素が全くはいっていないかのようでした。
17日、1日、ストックホルム。午後6時、今回のサスティナブルツアーの参加者と合流する。そしてスウェーデン北部のumeoへ。夜行の寝台電車で10時間。18日、参加者の自己紹介と、ウーメオにある「エーサム」の事務所で、ナチュラルステップ、エコ自治体5-0のコンセプトについてレクチャー。諸々議論したりして、夜は、農家民宿。    
19日は、sikeaの学校の給食のオーガニック率が50%以上(!)、ペレットボイラーを使い、環境教育をしっかりとやっているコミュニティベースの小学校などを視察。
Sikeaというキャンプ場の運営を主体として諸々展開する、エコビレッジ、レストランのあるコミュニティセンターなどを視察。グンナル氏らを含めて、ディスカッション。

20日は、マクドナルドとフォード、ガソリンスタンドがナチュラルステップをベースに作り上げた、グリーンゾーンを取材。その後、集合住宅で太陽光がふんだんに差し込んだエコハウス Tomteboを取材。木造で5階建て。オープンな中庭。ほとんど外にいるかのように、太陽が燦々と降り注ぐ建物でした。午後は、その後、ウッドペレットからエタノールバイオ燃料を生成するプラントを運営している会社を訪れ取材。そこでエタノール社会に向けての自治体の動きや国の動きについて、聞くことができました。その後世界遺産に登録されている、ヨセミテのような、岩盤が剥き出しの景勝地で国が運営するNATURUMを訪れました。 その後、Hoga kusten の美しいレストランで食事。湖畔のキャンプ場のコテージで宿泊。

4日目は南下して、太陽光のユニットを開発している若き社会起業家の工場。
Folkets Hus (Peoples house)を取材。ここは民間運営のコミュニティセンター。Soraker という場所なのですが、これがTsuruokaにどうも発音が似ていて、おおいにもりあがりました。
1888年にSundsvallのエネルギー政策を聞きました。ここでは水の事も聞けました。

地下水ベースの水道水ですが、水がいいので、塩素処理が全くおこなわれていないそうです。0.1%以上の塩素を加えなければならないなどという法律が日本にはあるんだと言うと、へえ、そんな必要はないのにねえ」という答えが返ってきました。

4日間。の持続可能なスウェーデンツアーは、1日に2日分ぐらいのメニューがぎっしり詰まっていて、僕が持っていった50本のDVテープがほぼ半分なくなってしまいました。
この4日間、カナダのウィスラーの市長と一緒でした。分権がおこなわれ、エネルギーや農業、そして福祉、教育、様々な政策を、サスティナブルな社会を目指しておこなうには、どうしたらいいか。という視点で包括的なビジョンと計画が立てられ、運営されている。
それも実に生き生きと運営されている。その現場をこの4日間、じっくりと見ることができました。これから詳細を伝えていきますね。
 昨晩、ストックホルムについて、本日はストックホルムで環境省などの取材です。

さあて、出発時間がせまってきました。

よっしゃあ!