委員会。
産業建設委員会 終了。農業、産業、建設、などの19年度の成果について諸々問う。
食育について、基本計画が練られ作成されたが、「有機農業、有機野菜」などの文言が見受けられない点。などを指摘。なんというか、昔ながらのしがらみのコンセンサスでこうなったという印象を受けた。以前、委員会で取り上げた今治市の食育の取り組みを再度紹介した。
この食育の取り組みについては、今年おこなわれたある集会で担当者安井さんの話を伺い、実に感銘を受けた。小学校の総合学習の時間をとり、うんちの色を調べさせ、メタボ対策を教え、そして有機農業や地産地消の意識も伝える。全く次元が違うのだ。
今回まとめられた食育基本計画も、いいところをついているとは思うが、この今治のと比較すれば50点ぐらいかな。僕はもっとより優れたものを望んでいるということだ。
安井さんの講演会などを通じて学ぶしかないかな。
なら枯れの現状からする対処状況についても、不十分と感じた。これは市だけではなく、県の姿勢も問われるのだが。また、地域の木材を使った住宅に対して助成金をだす制度も平成19年度にはつけられておらず、こうした、地域発でせっかくつくったサービスが削られているのは惜しいと感じる。地元木材の普及を考えるならば、こうした事業こそ大事にすべきだと僕は思っている。
駅前マリカ東館については、店を撤退させ、3階部分については、まんまルームだけの活用は継続し、ネットコミセンは閉じられた。空調関係の費用が莫大だ。まんまルームは別の空調をつけたなどと担当者は答えていた。今思えば、利用者がいなかったわけではないネットコミセンを閉じたのはどうだったのだろうと思うのだ。
いずれにしても、合併してもう3年になるというのに、農政をはじめ、庁舎間の調整が不十分なのではないか。そして、いい政策をいかしあって全体化するといったことがおこなわれていない。ということなどをもって、決算案に対して反対した。
あと、藤島を先駆として、藤島型特別栽培米、藤島2型(鶴岡型)とよばれる米がつくられ、藤島の認証機関で認証している。そこで認証をうけられるのは、藤島地域の農家に限られている。その問題について問うた。しかし、その範囲を広げる意向は感じられなかった。