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派遣切りと自殺対策。


今日のNHKの日曜討論は実に興味深かった。
以前秋田のシンポジウムで交流したことのある、ライフリンクの清水さんが自殺対策の観点で議論してらっしゃった。自殺数3万人を越える日本。小泉政権のときにアメリカ型新自由主義に舵をきり、今の状況はといえば、問題が露呈して、現実に迫っているいるということ。
   こうした時に政治が何をしなければならないのか。諸々考えさせられるコメントがあった。
基本的に「定額給付金」について、そもそも国民からお金を集めてそのお金をつかって政策を展開するのが政治のはずなのに、その金をばらまくというのは政治政策を放棄した行為だ。と中島さんはおっしゃっていたがまさに同感だ。
  政治を今こそ、国民の手にとりもどす時。そんなメッセージもいただいた。
そして清水さんが指摘していたように派遣切りと自殺、そして、秋葉原の事件、そして最近もちらほらと見られるが、こうした犯罪の数は、関連すると考えなければならないと思う。セーフティネットをどう構築するか。まず自治体で何をすべきか。ずっとこの間問われ続けている。このことこそ、今、立ち向かわなければならないテーマだ。
   金銭的にどうするか。そして、孤独の闇から救えるか。熟考と真摯な議論が必要だ。