派遣村 の奮闘に拍手。
年越し派遣村へ続々、300人突破 厚労省が講堂を開放
2009年1月2日20時40分 朝日新聞webより
「派遣切り」などで仕事と住まいを失った人たちに食事と寝場所を提供する東京・日比谷公園の「年越し派遣村」には、新年になっても労働者らが続々と詰めかけ、2日に300人を超えた。労働組合や市民団体などでつくる実行委員会が用意したテントが足りなくなり、公園のそばに庁舎がある厚生労働省は省内の講堂を緊急に開放、約250人が移った。
大みそかの開村後、入村者数は増え続け、2日午後6時現在で304人に達した。実行委が用意した50余のテントに入れるのは150人ほど。多数が屋外のストーブで暖を取って夜を明かさなければならない事態になった。
実行委は、寒空の下に労働者が放り出されては命の危険があるとして、同日午後、厚労省に対し、省内の施設を緊急避難所として開放することなどを求める舛添厚労相あての緊急申入書を提出。厚労省は5日午前9時まで講堂を開放することにした。
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おおみそかの報道から気になっていた派遣村。もう300名を越えているとのこと。
社会のセーフティネットがこれほどまで崩壊しているのかと、思わせる。
2009年の年頭。この国をなんとかしなければならない。と思う象徴的な
出来事だと思う。
なんか、現場 の写真は、震災の時の「元気村」を彷彿とさせる。このアクションによって、今起きている日本のひずみの情景がどんどん世界に発信されるといい。これこそこの国の大問題なのだ。湯浅さんたちの貴重なアクションに拍手を送りたいし、この問題を問題ときちんととらえないできたこれまでの政府をとにかく変えるしかないのだという事だと思う。
がんばれ! 派遣村!
年越し派遣村情報: http://hakenmura.alt-server.org/