持続可能な鶴岡ブログ

持続可能な鶴岡ブログ
トップページ > 持続可能な鶴岡ブログ > 湯田川の温泉で芽だし。鶴岡の風物詩で、実はエコ。

湯田川の温泉で芽だし。鶴岡の風物詩で、実はエコ。



湯田川温泉。この時期、温泉のお湯で、これから育苗をするための稲の芽出しがおこなわれています。
今日、行ってきました。庄内一円、立谷沢、酒田方面、また、新潟の山北町あたりからも苗づくりのための米が運ばれてきているようでした。袋詰めの米は12時間ほどお湯につけ、そして、お湯の上にかざした、すのこ上の木の上で12時間。あわせて1日かけて作業をおこなうのだそうです。
   このお湯を重油なんかであたためてつくったら相当のエネルギーが必要なのでしょうけれども、ここは温泉のお湯を使っているわけですから、co2排出はゼロですね。実にいい自然エネルギー利用だと思います。
  山形県内3番目に古い、湯田川温泉のお湯は源泉も42度ぐらいで、温泉の質は最高。疲労困憊でもこの正面湯に入ったら復活できます。僕のお気に入りでもあります。このお湯で浸された米なら、きっといい稲に育つんでは。とも思えてきます。
    梅林公園では水仙が見事でありました。藤沢周平ゆかりの湯田川温泉。温泉熱を使った稲の芽だし作業。米作りのはじまりでもありますね。ご苦労様です。
さて、昨日、本日とあわせて朝辻立ち。ひさびさに山大の大学院生のN君が駆け寄ってきてくれてうれしかった。ありがとう。