丑年ご縁年。湯殿山詣で。最高!
今年は出羽三山、丑年ご縁年。12年に一回の今年、お参りすれば、12年分のご利益があるとされている。丑年は実は湯殿山のご縁年。パル街頭を終えてから行く。
空は快晴。112線沿いの木々は芽吹き、雪の月山が輝いている。有料道路にはいってからの残雪とブナ林のコントラストも実に美しい。参籠所のある駐車場から、ご神体のある本宮まで歩いて登る。この道から見れる風景も最高だ。クリスタルの先のように尖った仙人岳を見ていると、それだけでエネルギーが湧いてくるように思えてくる。
ご神体の周辺は写真撮影禁止になっているので、お見せすることができないのが残念だが、お湯の沸き出でる赤い岩のご神体に拝み、その後お湯に触れ、そのご神体に登って参拝する。
芭蕉が「語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな」と読み、
岡本太郎氏も「透明なだけの空間。しかしピーンと、こちらの胸にひびいてくる。神秘の直観である。」とご神体を俯瞰した印象を文章にしている。
僕の妻は、去年はじめてそれを見たとき「腰抜かしたよ」と今も言う。
毎回、いくたびに僕もそのお湯の流れる感動する。今回も実に巨きなエネルギーを感じつつ、赤い岩に手をあわせた。
春の息吹のエネルギーと併せて、実にすがすがしい、いいエネルギーに包まれる。
まさに宝物の空間。ぜひ、体験して頂きたい。
なお、この湯殿山の入り口にある「湯殿山ほてる」もリニューアルがおこなわれていて、2日には更に快適になる様子だ。
http://www7.plala.or.jp/yudono/
休日1000円ETC効果か、結構、県外ナンバーの車をみかけた。バスに乗らずに僕らが登っている途中で、同じく徒歩で登っていながら、ご神体の手前で「もう時間がないんで、、、」とひきかえそうとしていたカップルに、「絶対いいからいくべし」と伝えた。後で会ったら、やはり満面の笑顔だった。