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清志郎さん ありがとう。ご冥福をお祈りします。


昨晩は、solaiで、愛媛県 今治市から来訪したシンガーソングライター今村さんのライブ。全国のギャラリーカフェなどを行脚中とのこと。井上陽水を思わせる透き通った歌声にしばし魅せられた。終わって、ひさびさにブルースハープを鳴らしたり、レコードを聴き、ふとながら見をしていたNHKのロックの学園のエンディングでトランジスタラジオが流れていて、RCサクセションを聴きたくなり、youtubeを見ていた。トランジスタラジオ。スローバラード。そのうち、コメントに、感謝の言葉やら、ご冥福を、、、という言葉が寄せられはじめて、えっ と思った。ニュース記事を見ると訃報のニュースが。
  高校の時、当時深夜ラジオで流れていたRCのライブにど肝を抜かれ、随分夢中になって聴いた。トランジスタラジオは、バンドでコピーした。チャボのひずんだギターの音と梅津和時率いるのホーンセクション、そしてあのアクションと歌声。リズムアンドブルース調の曲は抜群で、僕は随分影響されて、オーティスレディングやサムクックのレコードを買った。それと同時に初期の「僕の好きな先生」とか、「一番大事なもの」とか、「烏合の衆」とか、ハードフォークの時の歌は、モノ悲しさと激しさが同居するような感じで、「何か世の中おかしくないか?」と問いかけてきたし、一人の孤独感を元気に変えるその時代の応援歌のようでもあった。「カバーズ」で、「イマジン」を日本語で唱ったり「タイマーズ」でテレビで問題をおこしていたりしたが、そうした「ロックな」行動もとても好きだった。何年か前、NGOブースで参加した「フジロックフェスティバル」で聴けるかと思ったら、病気療養のためキャンセルとなっていて残念。最近、完全復活ライブをやっていて、良かったなあと思っていた矢先のことだ。
   
 清志郎さん、ご冥福をお祈りします。
おかしなことをおかしいといい、社会を、政治を、希望がもてるまともな社会に、政治に変える。その動きを興そうと行動する僕らを、みんなを、天国から見守っていてください。

imagine RC Succession 忌野清志郎意訳バージョン
(1988年)

天国は無い、ただ空があるだけ
国境も無い、ただ地球があるだけ
みんながそう思えば
簡単なことさ

社会主義も、資本主義も
偉い人も貧しい人も
みんなが同じならば
簡単なことさ

夢かもしれない
でもその夢を見てるのは
一人だけじゃない
世界中にいるのさ

誰かを憎んでも、派閥を作っても
頭の上にはただ空があるだけ
みんながそう思うさ
簡単なこと言う

夢かもしれない
でもその夢を見ているのは
きみ一人じゃない
仲間がいるのさ
平和に生きている