新しい政治の幕開けだ。ー鳩山総理の所信表明演説を聞いて。
鳩山総理の所信表明演説を聞く。52分。
日本が変わった。市民革命が実現したことを実感する演説だったと思う。
先日社長の講演をうかがった、障がい者雇用に先駆的に取り組むチョーク工場の話。アインシュタインの言葉。
「友愛」政治を掲げ、「新しい公共」を示す。そして、チャレンジ25を掲げ、低炭素化社会に率先して取り組む新しい国づくりのビジョンがおおいに語られた実に歴史の転換にふさわしい、所信表明だったと私は感じた。
これを「長すぎる」とかと取り扱うメディアはどうか。それから、こともあろうに議場の雰囲気をヒトラーの演説などと称する谷垣氏や「よくわからない」という自民党の幹部の姿勢に「古さ」を強く感じた。
心に残ったところをメモしてみた。
日本の地域は、疲弊をしている。
かつての誰もが誰もを知っている から、次に私たちはめざすべきは、新しい共同体のあり方、子育て、ボランティア活動、地域防災。インターネット つながり、誰かが誰かを知っている。市民ネットワークをもっている。本当はやさしい。市民ネットワークの再構築。新しい絆を創り上げていきたい。
と思っている。
子育て、介護、教育、 まずは自分たちの
市民やNPOなどによって広がっている。
ホンネで話せる居場所をつくっている。
支援する場所に参加し、新たな出番を見いだす。
●新しい公共の概念であります。
新しい公共。官だけが担うのではなく、地域 応援しようという新しいしくみ。
●市民やNPOの活動を側面から支援することが21世紀の政治の役割だと思う。
●行政
自律と共生の理念を 人と人との信頼関係を取り戻すのが
互いの存在をかけがえのないものだと感じあえる
居場所と出番を見いだすことができる。
日本にするため、先頭にたって、全力でとりくんでいく。
●人間のための経済を提言する。
●雇用、人材育成 セーフティネット。食品、安全面での確保。
豊かさに根ざした中小企業の方々。経済危機の荒波 生の声。
まさにこうした方々が日本経済の底力。
経済の動向 消費の腰折れ、日本経済を民需における回復。
持続的な成長を確保すること。
●NPOを含め、雇用確保について、
年金、介護、医療など。子ども手当の創設。ガソリン税の 高速道路 原則無料化
安心して暮らせる。
●人間のための経済をはかっていく。
物心両面から
安定した成長を実現すること。
●低炭素型産業 みどりの産業を
情報通信技術
先端分野研究開発 規制のありかたを全面的に見直す。
●公共事業 コンクリートから人へ という基本方針のもとで転換していく。
●未来の投資である 林業、農業、観光 の中で新しい事業を生み出していく。
●環境などの成長産業
●人間のための経済を実現するため、地域主権改革を実現していく。
●中央集権のきんたろう飴ではなく、全力でとりくんでいく。
● コペンハーゲン COP15に向けて。
日本経済にとっての大きな歴史。主要国における構築。意欲的な合意を前提に、温室効果ガスを国際交渉を主導する。
●途上国支援のための鳩山イニシアチブ 途上国とのかけはし。環境と経済の両立、低炭素化社会。
チャレンジ25と名付け、あらゆる施策を総動員して、これを果たしていく。
●核兵器 核のない世界。共感し、支持する。
●災害ボランティアのネットワーク。
●歴史の平成維新である。
大政奉還
島国から開かれた国への変革の試み
●新しい国づくり。変革を断行すること。
大きな挑戦である。
30年後、50年後の日本を見据えた大きな志をもって、やっていこうではないか。 今なら間に合う。
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