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治水の思想を変える。ー橋下大阪府知事


治水の考え方を変える。そんな事を書いていた矢先、以下のニュースが。

大阪、関西周辺は、なんといっても、今本博健 京大名誉教授、また、元国土交通省の官僚であった宮本博氏が委員長を務めていた淀川流域委員会の影響、そして嘉田知事の滋賀県の姿勢が布石をうっているからその影響が浸透しているのだろう。
  脱ダムの動きも、滋賀、京都、大阪、三重でそれぞれのダムの見直しの動きがあった。


橋下知事「100年に1度の大雨」対応の治水を見直し

2009年12月26日5時14分

大阪府の橋下徹知事は25日、府が管理する全154河川で一律に「100年に1度の大雨(時間雨量80ミリ)に対応する」としている治水目標を見直すことを決めた。河川ごとに危険性を検討し、限られた財源の中で優先順位をつけて対応する。

 知事は「ダムに頼らない治水」への転換を探るため、この日、治水行政のあり方や槙尾川ダム(大阪府和泉市)事業の是非について意見を聞く異例の有識者会議を開いた。

 会議では「平等性から考えて『100年に1度』は維持すべきだ」という意見も出たが、そのためには今後1兆400億円の対策費が必要とされる。知事は「達成できない目標を掲げても約束を果たせない。治水の思想を根本的に変えていく」と強調した。