だだちゃ豆の定植 坂迎え
昨日もちょっとだけ手植えで、今日はほぼ1日機械植えでだだちゃ豆の定植のお手伝い。
晴天の下、月山に見守られての作業はなかなか気持ちよかったし、だだちゃ豆ってこんな状態から育っていくのか。とかまた、完全無農薬、無化学肥料の苗のプール育苗の様子など、いろいろ現場で見ることができました。
今日、農場で出会った人が、羽黒の手向(とうげと読みます。)にいらした群馬県出身の方。聞いてみると、手向で田植えをするには、5月の3,4とほぼ雪山の月山から湯殿山を駆ける「坂迎え」に参加するのが条件とか。集落代表がそれに参加して、田の神を降ろしてくる。その際に授かるお札は集落で各個人宅に分けられるそうなんですが、これがないと田植えはできないのだ ということを教えてくれました。実際に彼は6年前に集落代表で「坂迎え」参加。「ほとんど雪山、強風で、死ぬかと思った(笑)」と洩らしていました。「坂迎え」という行事があるという事は知っていましたが、田植えの前に田の神を降ろすということだったとは改めて知り、とても関心を覚えました。