庄内の地域の自然エネルギーを考える。
午前中 だだちゃ豆の定植のお手伝い。
午後1時から、
ターボ機械協会ハイブリッド発電技術分科会 主催、自然エネルギー発電技術フォーラムに参加。
小水力、風力、波力の庄内での可能性について、色々と考えさせられるフォーラムだった、
地域のエネルギー自給率を高める必要性。持続可能な社会のために何をしなければならないか。
その意識付けが先ず必要なのだと最近特に感じる。
このフォーラムではとても熱心に日々自然エネルギーを研究している技術者や先生方にまたお会いできたが、こうした技術がまだまだ光を浴びていないことがなんとも悔しい。
先ず、今の日本社会で、たとえば鶴岡に暮らす僕らが、いかに電力を石炭火力と原発にたよりきっているか。そしてそれがいかに持続不能といえる範疇の社会になっているか、を再認識しなければならない。
そして、目指すべき‘持続可能な社会」とは、どういう社会なのか。明確に意識付けしないといけないと思う。
今日は生物多様性の日でもあるが、「持続可能な社会」のシステムの大きな構成要素である生物多様性についても、どれだけ意識付けされているだろう。
今の環境アセスが「アワス」になっている事をとっても、あまりにもその意識付け、認識の甘さに起因しているのではないか。昨年末から通わせていただいている、東北大の環境コンソーシアム PEM 講座で、「戦略アセス」などの研究をされている千葉大 倉坂先生にお会いした際、そうした指摘を頂いたことを思い出した。
この地域で風力、小水力、波力の発電を考え、エネルギー自給を考えることはまさに必然だ。
庄内をひとつの単位として、2020年、2050年の目標を定め直し、少しでも‘持続可能」といえる社会に向けて近づいていくことが必要菜のだと改めて感じた。
特に、今般のフォーラムでは波力の有用性について再認識させられた。由良沖のカイメイ、三瀬、酒田港の固定型の発電 など、庄内は日本の波力の先進地。今世界中で研究がおこなわれ、鎌仲監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」でもちょうどウプサラ大の波力発電研究がとりあげられていたが、これも、復権させないといけないし、庄内の海岸の可能性としても考えるべきだと感じた。
酒田からもどり、明治大OB会
明日、5月23日、湯野浜でビーチクリーンアップ 午前9時から。