地下水調査ー日量25万トン採取できる地下水を次世代につなぎたい。
環境NGOウォーターワッチネットワークでは、鶴岡の地下水源を次世代に手渡すことを一つの重要なミッションとしてきました。今年一年、実はこれまで念願していたことが叶い、実現している事があります。それは、専門的な地下水調査を福島大学の柴崎研究室と共に行う事ができている事です。定点観測のポイントを定め、水位測定と水質調査が続いています。鶴岡水源の状況調査を卒論の課題に選んでくれたM君が、毎月1回、欠かさずに調査にきてくれています。以前の水道水源用の井戸のデータ、国、県の調査データを合わせて今、だいぶ整ってきたようで、現状をパソコン上で見せて頂きました。赤川扇状地の土地の状況、地下水の状況の全容がもう少しで現れてくるその手前といったところでした。昭和52−55年まで、今般ご協力いただいている 柴崎先生のお父様である柴崎達雄先生(東海大学・新潟大学 教授)に調査をいただき、当時日量25万トン(持続性補給量)補給される、非常に優秀な水源であるということを発表していただいた赤川扇状地の地下水。