河北新報掲載ー地下水調査報告会
3月1日の地下水調査報告会について、河北新報に以下、掲載されました。
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http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t51014.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下抜粋
地下水 利用管理を 福島大チームが鶴岡で研究成果報告
地下水資源の適切な管理の必要性が指摘された講演会
日本有数とされる庄内地方南部の地下水資源の豊かさについて理解を深めようと、福島大の研究チームを招いた講演会が1日、鶴岡市保健福祉センターで開かれた。
環境NGO・ウオーターワッチネットワーク(山形県鶴岡市)が主催し、市民約30人が参加。福島大の柴崎直明教授(応用理学)と4年生の間沢慎太郎さん(22)が研究成果を報告した。
柴崎教授は、父親の柴崎達雄・元東海大教授が1978〜80年に実施した庄内南部の地質調査を基に、「赤川水系の扇状地一帯は地下水を含む能力が非常に高く、循環のスピードも速い。1日当たり25万トンの供給能力がある」と説明した。
間沢さんは、柴崎・元東海大教授の調査から約30年たった現在の地下水の状況を卒業論文のテーマに選び、福島市と鶴岡市を1年間往復して研究結果をまとめた。
それによると、2001年に一般の水道水源が地下水から月山ダムに切り替えられて以降、地下水位は安定しているが、消雪用水のくみ上げによる水位低下もみられた。
間沢さんは「全体のくみ上げ量が把握されておらず、行政には地下水使用量の算出や関係条例の整備が求められる」と強調した。
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この地下水調査報告会について、当日の模様をustにUPし、放映中です。どうぞご覧下さい。
http://www.ustream.tv/recorded/13064447