石巻へ行ったグループからの報告に愕然。
現地、黒沢さんより。
未だに石巻・三陸は [2011年03月17日(木)]
昨日、石巻に物資を届けた京都・香川のボランティアから信じられない報告を受ける。
その内容は未だに食べるものも毛布類も全く届いていない1000人規模の避難所が多数あるとのこと。
救助ヘリコプターの関係で火は燃やせないという。
中越地震の時も、岩手・宮城内陸地震の時も道路が寸断されても「水・米・味噌・塩など」があり、食料の確保には問題なく、むしろ何故ヘリコプターで避難しなければならないのかとの疑問すらあったとの報告を聞いている。
石巻は漁港でありながも、田畑も多い場所だ。味噌を作るためのデカい釜もある。
地震からもう何日経っているんだ。まだそのように放置されている場所があったことが信じられない。
関東のNPO・ボランティア団体の皆様、会議はまだまだ続くのでしょうか?
食料と釜を積んで、とにかく早く石巻以北の三陸の市町村を目指して欲しい。
16年前に130万人が神戸を目指したように!
動け!動け!動け!
人々が寒さに震え、お腹を減らし、死にかけている。
そして議論はそれからでも遅くはありませんか。
今年は「ボランティア○○年」と呼ばれるのだろうか?
○に入るのは、「後退」、「静止」、「静寂」、「停止」、「停滞」、「沈黙」???。
俺の友人の家族は名取市の漁師町、ユリアゲの避難者には無かった(涙)
石巻のいとこの消息も全く掴めていない(涙)
三陸からのSOSが聞こえるだろう。
走って下さい。動いて下さい。風になって飛んできて下さい。
京都や香川の仲間は24時間以上も掛けて一般道を走ってきたといい。それでもみんな笑顔・笑顔・笑顔だった。
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昨晩、鶴岡元気村事務所で一晩休んでいったみんなががんばっている。
石巻は全くいろんなものが足りていない。
炊き出し用の食材、鍋、釜が必要だ!