雇用の格差 不本意非正規雇用の実態について
2月24日の商工労働常任委員会にて、26年度補正予算の中、県内定着、回帰促進事業費についてとりあげ、質疑をしました。
新規の県内定着 回帰促進事業。中で、非正規雇用者正規化支援について、39才未満の方々へ、図版のようなプロジェクトをおこなうもの。本当は正規雇用を望んでいるのに非正規雇用になっている数を「不本意非正規雇用」という。それをを尋ねると、31500名との事。今般の事業は、そのうち39歳未満の方々へ向けられる事業だ。今年度の事業としては学卒者に対してのみこうした事業があったと伺った
今、ピケティ氏の格差論が話題だが正規と非正規の格差をどうとらえてるか、改めて尋ねた。
給与2倍以上、他、昇給、保険、様々な差は歴然としている。同一労働同一賃金などとはかけはなれている実態であることを当局は示した。
格差は不平等。是正することこそ政治。とピケティを支持する僕はこの施策を大いに評価し、エールを送ったのでした。
2)の山形県就職情報サイト運営事業も、通常就職情報サイトに登録しようとすると50万円から120万円もかかるとされているものについて、山形県独自にサイトを立ち上げ、無料で企業の就職情報を掲載するというもの。小規模事業者の方々にとっていい事業なのではないかと評価した。秋田県に同種のサイトがあると聞いた。他県からいいものはどんどん吸収してそれを追い抜いたらいい。