気になる図書館
偲ぶ会で東京にいったので、以前から行きたかった浦安図書館へいく。
市役所や文化会館と並んで立つその図書館はとにかく面積が広い。余裕あるスペースに書棚がずらりとあり、館内はとても明るかった。平日は700名、日曜日とかは1200名を超すという来館者。検索のコンピュータに人がずらりと並び、雑誌コーナーのいすはほとんど埋まっていて、それぞれ思い思いの本を手にし、思索にふけっている。
調べものに応じますと書いている、のレファレンスコーナーの一角にはデスクに専門職員がでんと構え、新聞スクラップをつくっていて、「これを探しているんですけど」という方
に丁寧に職員が対応していて実に活気があった。ビジネス支援図書コーナー、インターネットコーナー、データベース、自習室。開架図書スペース。行政情報。市民活動、中には議員の通信がファイリングされたりと、様々なソースを注意深く収集している感じがした。
蔵書についてはとやかく言う資格はないが、いろんな興味がわいて「これはないかな」なんてやっているとすぐにこの図書館内で1日をすごしてしまうだろうと思うぐらいの本があった。きっと大型の書店に行くよりもインスパイヤされてしまうかもしれないと思いながら、とても熱心にいろんな分野の本を見入っている来館者のみなさんの姿勢に刺激をうけた。蔵書数は閉架、開架あわせて60万冊とのこと。開架だけで30万冊ということだった。
突然だったが視察と名乗って一連の資料をいただいた。帰りの電車で読みながらきたが、今、最もチャレンジしている図書館といっていいだろう。鶴岡にこんな図書館があったらいい。市民への投資とはこういうことなのではないだろうか。