海水浴場とゴミ問題
先週末、夏休み最初の日曜日と月曜日の朝5時、湯野浜海水浴場へ。海水浴にともなうゴミの実態の調査と早朝クリーンアップである。初回の日曜日、花火ゴミ、タバコの吸い殻など、結構散乱していて、大きいものを集めていくだけで1時間ほどで5つのゴミ袋は一杯になった。あまりひどいので、以前、FMなどでも呼びかけた「ベアフット宣言!(裸足)」という表示をかかげて、昼に海水浴客に、ポケッタブルのタバコの吸い殻入れを手渡しながら呼びかけていく。これも1時間で100件はいけたかな。中にはきちんとタバコの灰皿入れを持参していた人もいたけれど、ほとんどは、砂浜にねじ込んでいた。世界中で一斉統計をしながらのクリーンアップでは毎年タバコのフィルターがダントツ1番ということでランキングする。これを亀とか海洋生物が食べて死ぬ。それから、プラスチックゴミについては粉々になっても分解されず、結局は太陽光線が海底にとどかなくなる。 タバコのフィルターやプラスチックゴミの問題は実は深刻な環境汚染なのだ。こんな視点を少しでももっていただいたら、少しは意識が変わるのではないかと思い、表示板を首から提げて歩きながらよタバコの吸い殻入れを渡して歩いた。たいていは、「ありがとう、ご苦労様です」といって受け取ってくれた。
呼びかけ文を表示させていただき、帰宅。25日の朝6時ごろ、もう一度、海水浴場へ。ゴミの具合はどうか? うーむ。花火ごみが階段のところに散乱。食いかけの吸い殻入れと一緒に浜辺に捨ててあるのを発見。浜辺を見ていたら配った吸い殻入れと一緒に砂にねじ込んであるのが2件。うーむ。それと、駐車場にゴミ袋と一緒に放置したり、散乱し、カラスがつついているのを発見。袋ごと捨てていっている。駐車場管理の方々が「これはひどいわ」といってゴミを集めていた。しばし一緒にゴミを拾った。
とにかく毎週でも呼びかけるしかないか。