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鶴岡市のアスベスト対策について


アスベスト問題。本日、鶴岡市HPのみゆき橋で拝見。二中のアスベスト使用について?という質問であった。
アスベスト問題については報道があってから、諸々市役所の対応について調査をしていたのですが、本日改めて聞いて参りました。

鶴岡市教育委員会 の回答として、小中学校の建物の内、アスベスト使用の疑惑があったものは、大山小の図書室と、上郷小学校と第三中学校のいずれも機械室で、調査をすると、大山小図書館についてのみアスベスト使用が認められた。上郷と第三中学校については調査したところアスベストの類似品ということで判明。いずれも9月6日まで撤去している。
第二中学校、第四中学校などについては、アスベスト使用をした形跡はないとのことでした。

国のアスベスト問題を受けて、市でも公共施設すべての調査をおこない、まず設計図に、アスベストが含有されている吹きつけ剤や石綿の名称があるものをチェックし、そのサンプルをとって分析をするといった手法をとっているということです。

結果、小中学校施設では上記のとおりであり、二中については一切使用していないとの事を教育委員会より聞きました。


アスベスト対策の工事は、アスベスト使用が以前にも確認された大山小の図書館でおこなわれており、その際は、まず飛散をさけるために外から固める封じ込め作業をおこなっていたとのこと。しかし、今回の事件などを受けて、今回すべて撤去する工事をおこなったとのことでした。


公共施設全体では235棟のうち36棟で分析の必要性ありと判断。現在検査中で、今月半ばには公表できる予定であると、これは建設課の答え。36棟とはどこどこなのか、公表を迫りましたが、現在調査機関にサンプルを出して「調査が終わった時点で報告します」との事でした。

 
いずれにしてもこれほど国全体で大事なことになっているのに、鶴岡市役所では相談窓口もあるのかどうかさえ曖昧で、HPにもその状況などについてお知らせが全くありませんでした。私はこうしたことこそ住民の皆さんとの情報共有が必要と考えており、窓口設置のお知らせや、情報の公表などをホームページなども使って早急におこなうことを、当面のアスベスト相談の窓口となる市民生活課長に本日、提言しました。

このアスベストについては、たとえば長野県などでは7月の全国で話題になったときから積極的に相談窓口「アスベスト110番」などを設置し、情報共有に努めています。HPもわかりやすいので参考にお知らせしときます。
http://www.pref.nagano.jp/seikan/asb/asubesuto.htm