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パキスタン地震情報。


パキスタン地震は相当やばそうだ。

仲間が動き始めている。

◆吉村誠司◆

■パキスタン・インド地震へ支援を開始しました!■

昨年の今頃、ちょうど滞在していたのが、パキスタン北部のイスラマバードだ。
アフガニスタン選挙のNGO選挙監視団として、数カ国の方々と打合せしたのが
このイスラマバードだったからだ。その時に、下記の新聞記事にも出ている督永
忠子さんとお会いして食事をして、話したことがあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000104-mai-soci

地震後、イスラマバードの督永さんに国際電話をしてみると、「本当に怖かった
わー!神戸の地震よりは小さいようだけど、自分の家もヒビが入ったわ。日本か
らは電話がかかるみたいね、市内は電話がかかりにくい状態よ、町も交通規制が
しかれているので、市内からスタッフが帰宅するのにも2時間以上もかかった。
北部の山間部では、壊滅状態の村もあるので、あと30分で現地に向かうところ
です。今は、待機させられている」という。

督永さんたちは、日・パ旅行社を経営し、山岳部へのトレックなど案内している
が、アフガニスタン戦争後に現地への支援も行っているのだ。そして、この地震
でも支援をはじめた。下記のHPをぜひチェックしてほしい。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/

「吉村さん電話ありがとうね。神戸の方々は、もっと怖い思いをしたようですね
・・・」とこちらを気遣う言葉をもらった。
「これから厳しい冬を迎えるので、山岳部への支援を急がないと手遅れになって
しまう、国際電話ありがとうね!これからも応援してね。」

私は、これから情報を集めようと思う。3日以内に救助しないと、生存率はぐっ
と下がってしまう。そして大切なのは、緊急援助隊が登場し、去っていった後の
息の長い支援だ。

アフガニスタン戦争直後には、支援も集まったが、今は関心は低くなっている。
その間にも、細く長く支援を続けてきた督永さん達の活動は、さすがである。

今回の地震支援について、日本からの長期支援の窓口として、私はこの団体の活
動をサポートしてゆきたい。中越地震の1周年の後に、スタッフが現地に入る事
も視野に入れて、情報交換をしてゆく予定だ。

2005年10月9日
ヒューマンシールド神戸
代表 吉村誠司
william_seiji@hotmail.com
吉村誠司の地球日記ブログ
http://spaces.msn.com/members/chikyunikki/