管内視察 バイオ研究所
おはようございます。
昨日は、産業建設常任委員会の説明と管内視察。
私は、34歳で当選した直後、産業文教委員会に2年間所属していました。
その後の4年半は、総務常任委員会でした。
産業/建設常任委員会。特に、建設関係ははじめてでもあり、しっかりと勉強を重ねねばならないと思っております。
都市計画、公共事業。下水道事業などなど、これからの右肩下がり時代に今までの常識を変えないといけない。まさに歴史の峠とも言われている時代です。
合併特例債も、本当に使えるのかどうか、鶴岡では340億円を見込んでいたわけですが、どうも、今の状況ではそんな状況ではないようにも察せられます。
管内視察では、産業研修センターにはじまり、花卉栽培の農業者の方、しゃきっと、加茂水族館、集落排水事業、そして小波渡トンネルの掘削の現場などを訪れました。
トンネル工事の現場は、掘削の突端まで行ってみる事ができましたが、さながらプロジェクトXものでした。高倉健主演の青函トンネル掘削の映画を思い出しました。
実際、青函からトンネル工事に携わっているプロがこの現場の担当者にもいらっしゃるそうです。
おばこおけさラインの景観を重視すればするほど、トンネルになるわけですが、今回の掘削も、6月からはじめて500メートルぐらいといわれたでしょうか。途中水がでてきたり、軟弱地盤にあって固めなくちゃいけなかったりと、大変な作業だとうかがいました。日本海沿岸道ですが、これから水沢地区などの平野部の道路用地の買収、工事となりますが、それによって、横光利一が「ああ、日本にかえってきたんだ」と思ったという原風景としての田園風景がどうなっていくのか。
これはしっかりと考えなくてはいけない大切なファクターだと思います。
世界遺産の話題も最近聞いておりますが、そもそもは、地球が生んだ大切な自然の宝物を7世代も先まで、しっかり手渡そう。そこが発祥です。
同様に、鶴岡の原風景をとどめながら、開発はおこなわれなければならないと思います。そこに、今までとは比較できないほどの議論の必要性を私は感じています。「地元」だけの問題ではない。多くのパブリックインボルブメントが必要と思います。
その後、7時からのバイオ関連の勉強会に参加。富田先生の話を聞き、バイオラボ棟の視察で曽我先生ともお会いしました。
1セット5千万円とお聞きしたキャピラリー泳動装置+質量分析機のセットが30台もそろっているこのラボは、海外から来た研究者らをもビックリさせたとのこと。ふーむ。
いずれにしても、ボクは、先生方が抱えているバイオ関連の諸事情、鶴岡市民が抱える鶴岡の諸事情、情報共有が全然不十分だと思っています。そして巨額の公共投資に必要な説明責任を全然果たしていないというスタンスは同じです。
この問いに応えるべく、「高度で知的」な当局は努力をすべきです。
◎にょろにょろモニュメント関連
以前、情報公開請求をだしていた、某彫刻家によるデザイン橋、モニュメント関連の情報公開が、条例で規定されているぎりぎりの期限で昨日、公開されました。
こうした対応は山形県の悪例と一緒ですね。
今、チェック中です。
さて、冷たい雨がふっています。今日は、タイヤ交換隊です。!
昨年の中越でも活躍した、フロアジャッキと電動工具。明日以降使いたい人にはお貸しできます。このくらいは、日曜仕事でやりましょう。