市政のOSをかえ、みんなで鶴岡の未来を切り拓こう
写真:藩校致道館 鶴岡市新文化会館前にて 8.30
10月になりました。
私、草島進一は、10月8日告示 10月15日投開票の
鶴岡市議会議員選挙に挑戦します。
9月23日に事務所開きを草島進一事務所 カフェSolai でおこないました。
この間、「県議から市議ってどういうこと?」など様々な意見をいただいています。
一言で言えば、市政を放っておけなくなりました。 です。
私は、異様なデザインの文化会館問題を調べているうち、今の榎本市政が市民の生活に直接関係する福祉やコミュニティ維持などの基本的なサービスを大幅に削減し、文化会館の建設費には湯水のように市費を投入している問題を強く感じました。
朝日地区にある「かたくり温泉ぼんぼ」は予算をカット。将来の廃止も心配されています。また、政府が推し進めている水道の民営化など、更なる値上げや水質悪化が心配されます。
又、この2年間、鶴岡市内の介護福祉の現場に務め、現場を直視する中で、現場の声を市政にもっと届け福祉・医療の問題解決をはかる必要性を痛感してきました。
今のままでは鶴岡の未来は全く開けません。私は、将来負担や不安をなくし、若い人や子どもたちが、希望がもてるような鶴岡をつくっていきたいのです。
これまで応援をいただいた市民の皆様に応える為にも、今、市政を真正面から正さねばならないと感じました。又、チェック不十分で特に過半数をしめる与党議員らが追認するだけの、思考停止状態の様な市議会を変えなくてはならないと感じました。忌憚なく議論しあい市長部局と切磋琢磨し、政策立案できる議会に変えなくては、今後更に厳しい時代を乗り越えていけないと感じています。
市政のOSをかえよう。
45億円のはずが97億円になった新文化会館問題は、今までの市政の象徴です。デザイン優先で特殊な工事が伴った事業なのに全く市民に説明不足のまま進められた結果、予算倍増、施工ミスが数多くの市民から指摘されながらも、欠陥会館のまま引き渡しが強行されました。
パソコンは以前、私が学生時代の頃は、プログラム用語がわからないと触ることができないOS(基盤ソフト)が主流でした。しかし今はMac-OSやwindowsOSでさらにネット環境。子供達でもパソコンやスマホを持ち歩き、世界中の同士とつながり、クリエイティブな力を発揮する時代です。「いつでも、どこでも、ただで 誰もが」情報を得て創造する、オープンソースやクリエイティブ・コモンズの時代です。 それから考えると、今の隠蔽体質の鶴岡市政はwindows以前のOSのような気がしてなりません。
人口減少や産業構造の転換といった、歴史の峠といわれる危機を乗り越えていくには、市政に13万市民の多くが参画し、議論を深め、行動し、新たな一歩を創造していく、真実の「自治」を実現しなくてはなりません。それを踏まえれば、もういいかげん、市政のOSを取り替えるしかないのだと思います。
今般、市長選挙に、皆川おさむさんが挑戦します。彼との出会いは2011年東日本大震災の石巻の現場でした。私が災害支援で3月19日から石巻市で活動をした際、農林水産副大臣秘書官として市の災害対策本部にいて奮闘していたのが皆川さんでした。私の友人が皆川さんの同級生であり、紹介を受けて現地でお会いし諸々情報交換した事を憶えています。皆川さんは、津波で傷ついた石巻市民救援のために志を共に行動した、信頼できる同士であり、問題が数多く発生する被災自治体の緊急事態の現場を肌身で知っている貴重な元農水官僚です。
これからの市政は、緊急時でなくとも直面する課題は数多く、その都度問題を解決していかねばなりません。こうした時代には、まさに適任であります。
今回の選挙は、なんとしても皆川市政を実現し、私は市議会議員として、これまでの思考停止のOSでは実現できなかった政策を新たな市政で実現したいと考えています。
鶴岡ならではの自然の恵みや、伝統文化や、職人、匠の技、ものづくりの力、やさしさ。
鶴岡市民の多種多様な力が存分に発揮できる鶴岡にするために
10月15日、市政のOSをかえましょう。みんなで。
藩校致道館で庄内藩士は荻生徂徠先生の教えに学び、藩政の立て直しをしました。
鶴岡の政治から日本の政治を私は立て直したい。信じられる政治に。
鶴岡・庄内の気風、「沈潜の風」の風を起こすのは、まさに、今です。
どうぞよろしくお願い申しあげます。
草島進一 2017.10.3