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消費者は、世界を変える。


今朝、私も仕事はじめとして8時から30分、八文字屋でつじ立ち。
今日も結構 凍ってますね。まずは交通安全気をつけて。

今年の抱負を含め、12月議会での論争など、もろもろ訴えました。

とにかく、動けば変わる。 今年も行動の年にしたいと思います。

午前中、実家に寄ったときにテレビで2004年に制作されたアメリカの漁業についてのドキュメンタリーが流れていて、生態系の持続可能性と、経済の葛藤が描かれていました。野生の魚をとる漁業では、乱獲や、持続可能に反する捕り方を規制するために、認証制度をつくっているとか。モントレー水族館では、シーフードウォッチというプログラムをおこなって、海洋資源や生態系が持続可能なものになるように運動が展開されているとのことでした。
http://www.mbayaq.org/cr/seafoodwatch.asp
特に、養殖業の問題として、海洋汚染の問題もとりあげられていました。

ドキュメンタリー映像の中に、サンフランシスコ近郊、バークレーでオーガニックレストラン シェ・パニーズを経営するアリスウォーター さんが、「使う魚介類には気をつかっています。消費者は、世界を変えることができるのよ」と一言コメントされていました。ひさびさにビビンとはじけたフレーズでした。

 僕は1998年、期せずして、このシェ・パニーズを、そのときはまだ元気だったデビッドブラウアーと一緒に訪れ、ランチを一緒にしました。デビッドブラウアーが親友でもあるアリスさんに、「おまかせで」と頼んで「はいはい」と応えるアリスさんのやさしい表情がとても印象的でした。

シェ・パニーズはオーガニックレストランの代表格のレストランだと僕は後で知りました。気負った感じが全然ない、普通のレストラン。しかし、そのレストランがつながっているネットワークは地元産の有機栽培の野菜、持続可能性のある水産物。伝統の作り方をしている加工品。フェアトレードの生産物。金儲け主義の米国の流通や経済の本流からみたら、オルタナティブ(もうひとつの)ネットワーク。
 
 
 消費者ひとりひとりが世の中を変える。私たち一人一人が、変革の担い手なのだということ。もう一度、考えてみましょう。

その一歩を僕らはやれているでしょうか。

 今日、気がついたのは砂糖。カフェコモンズで扱う砂糖として三温糖がいいかなと思って買っていたのですが、自然食品店で「あれはキャラメル色素で色がついているだけなのよ」と指摘され愕然。で、そこでてんさい糖というのを買ってきて、赤いカップ印の三温糖をやめました。砂糖まで、ごまかしの食材を僕らは食べている現状が今あるのです。
 
 カフェコモンズ、今日は午後1時からオープンしています。

食文化を再考し、ごまかしのない、オーガニックを軸に、つながる場として一歩一歩やっていきたいと思います。

ちなみに シェ・パニーズのサイトはhttp://www.chezpanisse.com/

です。