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市の広報。市議会だより


市の広報、市議会だよりがお手元に届いているかと思います。
広報。初っぱなの見開きに登場のメタボロームキャンパス開設の記事。これは今年度、又来年度の予算も見込み約17億円かけてつくっているハコについてです。
笑ってしまうのは、最後に「お知らせ」と書かれているところ。
昨年6月の広報「まちづくり特集号」のうち、慶応先端生命科学研に対しての支援費についてとあります。
 
昨年6月の広報では、
数年の間、県と協調して財政資金の援助を続けたいと考えております。「この資金について、一部では給与。手当を支援しているかのように言っているようですが、それは誤りで、研究員の純然たる研究活動費です。材料の購入、調査旅費、臨時雇用の報酬などを総括している費用で、大学ではそれを便宜「人件費と総称しているようですが、決して「給与・月給」ではありません。

などと言い切っている。

これは僕の3月、6月の一般質問の質疑で問われた問題に返したものだ。
この答弁と広報については、実は、12月に市民のお一人から、住民監査請求が提出されている。県、大学では人件費として明確にみとめているのに、この市の言い訳がましい説明は何事だということが発端だ。

平成16年度の支出に係る研究教育費補助金131,305千円について、目的外使用であるとして返還が請求されている。

「平成17年7月1日発行の広報つるおか「まちづくり特集号」ならびに平成17年6月市議会定例会における草島議員の質問に対する総務部長の答弁によれば、研究所に対する補助金は、当該大学関係職員の給与などへ支出されているものではないと説明しているにもかかわらず、当該補助金関係書類に人件費充当分が記載されているのは市の意志に反してなされた補助金の目的外使用といわざるをえない。」ということだ。

それに対して、当局はいろいろ理由付けして追求を退けている。
一応説明不足と説明がいたらなかったことは、反省をしたのか、今回の「説明」ということになっているようだ。
 良く読んでみよう。「支援の対象は、研究所の研究活動全般にわたる経費ですが、これには期限付きで研究員等を雇うために必要な経費(会計区分上では人件費になります)が含まれます。」
などとなっている。

要するに、「人件費」じゃあないか。さらに、「こうした取り扱いは、研究活動を行うために当然必要な経費として国などでも認められているものです」などと言い訳されている。

「補助金が一私立大学研究所の人件費になっている。」それは事実なのだ。

ある時、他の自治体の研究所を訪れたとき、この事情を話すと「鶴岡市さんは、余裕がありますねえ」といわれた。

 そんなに余裕があるのだろうか? この鶴岡市は。そして、市民のみなさんはこの補助金に納得いくだろうか。


●市議会だより。
モニュメントをとりあげた一般質問と、共産党の他のもうひとつの反対討論は僕の討論です。一般質問は、建設部長の「えー、まずは富樫実先生をご紹介したいと思います、、、」からはじまるだーらだーら答弁。そして「批判の声は一切聞いていない」という市長答弁をピックアップしています。ぜひ、質問のやりとりをすべて書いている過去ブログも御覧ください。

みなさんの声をお待ちしております 


●最上小国川ダムの問題。新聞で「平行線」などと書かれているが、いまどき「地元をうるおすためにもダムがほしい!ダムをくれー、予算をくれー」という一昔前の政治と住民論調がまかりとおっているように思える。穴あきダムなんてナンセンスだ。また先進国に笑われるぞ。真に現場の目線にたって、また未来のを考えて主張されている漁協の沼沢さんに、エールを送りたい。「脱ダム社会」を山形で実現しよう。