神戸空港
神戸空港開港のニュースが報道されている。NHKなどでも指摘されていたが、この3000億円の巨額の負債を、収益と新島の土地の売却などでカバーできるのか。また、関空と、伊丹空港とで飛行機が飛び交う中の参入とあって、飛行航路が過密になり、それぞれの空路を換えなければならなかったり、と問題は多い。空港建設には31万人が動いた住民投票条例直接請求運動があった。その時指摘され続けてきた問題がそのまま今にかかっている。テレビに映ったパイロットは「危険な空路を飛ばなくてはならない空港には近寄りたくないというのがホンネです」と語っていたし、開港時はいろんなキャンペーンを展開する空港会社も果たしてこれからずっと続くのか。疑問だ。
被災した神戸市民の気持ちはどうなのだろう。
右肩下がり時代にもかかわらず、どうも以前とかわらない風潮で作られていく公共事業の矛盾をまた、感じずにはいられない。
とにかく事故をおこさない安全運航を望むばかりだ。
僕はできるだけ利用したくない。