スローフードの祭典
藤島町であった地産地消とスローフードの祭典へ。
イタリア、マルケ州アルチェビア町長、シルビオさん、イタリア農政評議会議長 カルラヴぃリーリさん、交流のきっかけになった、La terra e il cieloのブルーノさんらとスローフード協会会長若生氏、料理誌の編集長らの豪華メンバーのフォーラム。
駆け出しに地産地消給食の試食会もあり、工夫が見られた。毎回感心してしまう。
庄内の食文化を支える在来作物や有機農生産物。そしてそれを食す庄内の文化。特に藤島の地産地消の学校給食など、そこにはイタリアの方々もジャーナリストの皆さんも非常に関心していた。
イタリアとの交流は。ブルーノさんがつくるオーガニックのオリーブオイルがきっかけということだった。あるけっちあーの奥田さんが、このブルーノさんと交流をもちはじめ、当時オーガニックな農業や環境にやさしいまちづくりを政策としてがんばっていた藤島町とコンタクトをとり、交流が実現したということだった。
彼らの生産物は http://www.laterraeilcielo.it/giapponese/indexjp.htm イタリア国内をはじめ、全世界に輸出され、オーガニックで高品質な製品として評価されている。はじめは、とても大変だったのだが、、、から続くブルーノさんの話しには、生産者の誇りのようなものを感じた。
ひととおりスピーカーからの発言が終わり、一言質問してみた。イタリアは有機農業者はどのくらいのパーセンテージで、政府や自治体はどんな支援をしているか?
「イタリアでは有機農業者の数は3%。この2年間ぐらい、急激にのびている。
イタリアの政府の支援としては、慣行農業から有機農業に切り替える農業者への支援として、穀物であれば、200ユーロ/ha, 葉物では700ユーロ/ha 直接支払いが行われるとのことだった。」ふむふむ。直接支払いか。
この数年、急激に有機農業者が増えているのは、有機農業の法律が制定されたからかもしれない。
この人たちのフォーラムは明日は第一ホテルに移しておこなわれる。興味のある方は聞きにいくべしである。