最上小国川の流域委員会 傍聴
雪が降る中、新庄へ。最上小国川の流域委員会。
先日、意見書も出したが、漁協が協議に参画しないような会議ではお話にならない。
穴あきダムについて、様々な疑問が全国で指摘されている。
当日、東北大学の風間先生は、穴あきダムの場合、ダム下流部が水の流れによって掘削される傾向がある。また、流木や土砂などが穴に詰まってしまう場合は、対処しにくく、最悪の場合、ダムに貯留した水が越流することも考えられる」と述べた。
また、穴あきダムとしても水系に全く影響がないかといえばそうではなく、現段階では、環境と治水の両立は困難だとの見解だった。
最上町の委員の一人は、「これまでたった一人の反対者のためにこの会議は延々と延びてきた。、、、」云々の話しをした。この発言は、県の招集した委員の構成がいかにおかしく、これまでの会議がいかに不当だったかを物語っている。
鮎のアドバイザーとして一人の先生が発言していたが、「私は一般論は述べられるが小国川に固有な生態については漁協の方の方が詳しくご存じと思う」との発言からはじまった。地元の川や地元の小国川の鮎の事を知っている人がいない。こんな流域委員会はナンセンスだ。
改めて正当な会議への再構築を望む。