藤沢周平記念館構想と県への要望事項
本日。鶴岡市議会は議員全員協議会があった。
県への要望事業だが、
2つ質問した。一つは庄内地域県民スポーツセンターの整備について。プールも含んでの要望なのか?ということ。
一時、市中心部のプールが取り壊されて慶応大関連の駐車場になった際、屋外プールをどこにつくるか、懸案だったため。
市は、「プールは含んでいない」との答弁。 ふーん。
もう一つは鶴岡病院の事。昨年も要望がだされており、今年も要望書にとりあげられているが、これは、自殺年間3万人時代といわれる中で、重要課題。
とにかく県の精神医療の拠点施設である鶴岡病院が昭和40年代初期に建設されたまんまの状況で、きわめてはずかしい状況であるということをのべ、その動向を聞いた。
○藤沢周平記念館構想 について
藤沢周平記念館の構想が提示された。
「設置場所の件で、なにか委員から他の場所がいいなどの意見がなかったのか」と質問があり、2度ぐらいの質疑の中で「委員からはそうした意見もあった」との当局見解
僕の方からは、まず、「この基本構想だけ見せられても、よくわからない。ここに至る議事録は公開されないのか 」と質問。
当局は「議事録はとってない。委員の方の意見をまとめる形でこの構想になっている」などと答弁。
「一言一言の議事録はとっていないのだったら、メモだけでも情報公開すべきでないか」
などと2度ほど質問。保守系議員からは「そんなもの必要ない」などのヤジが飛んだ。
「委員には、会議録は公開しないという約束で自由に意見を述べて頂いている」などと当局答弁。
「とにかく、今時、こうした密室の議論でこのような構想がつくられるのは論外。議論の過程のメモだけでも情報公開請求に応え、パブリックインボルブメントをはかってください。」
と強く要望した。
この構想に至る過程で、委員の皆さんが、どのような思いでこの構想をとらえ、議論を尽くしたか。この構想の議論の過程で汲まれた発言は何か、また無視された発言は何か。
市民の税金を使って、市民や関心のある人が幅広く集う、公共事業のプロセスとして、プロセスの開示、住民参加は 当たり前の話だ。
しかし、この市の姿勢は旧態然とした、ご都合主義の密室がまかりとおっている。
何度指摘してもこのありさまなのだ。