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小国川 新聞記事


□朝日新聞 山形
県案 公聴会で、賛否分かれる
最上町赤倉温泉地区の洪水対策のため、県が計画する最上小国川ダムの公聴会が24日、同町であった。穴あきダムを主体とした原案に、参加した住民90人から賛否の意見が出された。
 旅館経営者らは「安心して住めるよう一日も早い完成を」と賛成。アユなどへの影響を懸念する小国川漁協関係者は「初めからdまうありき、の議論になっている。他の方法も考えるべきだ」と反対した。


□山形新聞
最上小国川治水事業 県が計画案を報告
洪水で最上町赤倉温泉に度々被害を与えている最上小国川の治水対策事業を検討している県は、穴あきダムを建設するとした最上圏域河川整備計画案の住民公聴会を24日、最上町の瀬見小体育館で開いた。
 公聴会には最上、舟形両町民ら約百人が参加。県は治水対策として、穴あきダムと河道整備で行うとの案を示した。穴あきダムは赤倉温泉から約2キロ上流に設置。高さ46メートル、幅126メートルで常に見ずが流れるように直径2.5メートルの穴を下部中央に一つ設ける。河道整備は同町赤倉ー瀬見地区間の14キロで築堤などを行う。
 住民からは「安全に暮らせるよう早急にダムを造ってほしい」との要望が相次いだ。一方でアユへの影響などを理由に反対の立場をとる小国川漁協(舟形町)側は「生態系に影響があるようなことはしてほしくない。ダムでなくても治水はできる」などと計画の見直しを求めた。
 県は整備計画について、有識者らの意見を聴く「最上川水系流域委員会最上地区小委員会」を今年1月から6回にわたり開催。委員会側は「穴あきダム案によるほかない」との意見を集約。これをふまえて県が計画案を作成した。住民の意見を取り入れ、八月に流域委員会へ提出。年内に計画をまとめたいとしている。