持続可能な鶴岡ブログ

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謹賀新年


皆様 あけましておめでとうございます。

元旦の今日。鶴岡は昨年とうって変わってまるで雪のない正月。そして今日は風もなくぽかぽか陽気でしたね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。良い年になりますことを心からお祈り申し上げます。

さて、僕は大晦日は恒例の羽黒山 松例祭へ。昨年に引き続き、手向の若者たちと一緒に綱をひっぱり全速力で走る大晦日でした。今回は YHに来ていたスウェーデンからの留学生とともに走りました。その後、除夜の鐘を聞き、年頭祈祷へ。いつもと違って、国分け神事が1時間くりあがっての開催との事で、それは見逃してしまったのは残念でしたが、歴史のある羽黒山の文化に触れながらの年越しでありました。

 本日は、例のごとく、雪の湯殿山へ。テレマークスキーで登山しての初詣です。昨日から今日にかけて降った新雪ではありましたが、昨年と比べるとものすごく雪が少ない。いつもは駐車場の道路から約4メートルほどの雪の壁をよじのぼってから登山ルートといった感じなのに今日は2メートルそこそこといった感じでした。

初っぱなから一つアクシデント。いつも付けている軟質プラスチック系のシール(滑り止め)がパツンバツンと、プラスチック疲労でちぎれてしまったのでした。僕はしばし目点になりましたが、仕方ありません。滑走面全面のシールはあきらめ、とりあえず板にベルト状の留め具だけをつけて、「行けるところまでいってみよう」と登り始めました。準備が大事ですね。
 曇り時々晴れといった天気。白い雪の斜面を登りながら、今年のありようを考えました。大体、2時間半。奥にある月山と赤い鳥居が見えるところまで行き、そこでご祈願。
 
われらに要るものは、銀河を包む 透明な意志 巨きな力と 熱である。

                             宮沢賢治

 「美しい日本」を唱えながら、民主主義の根幹を揺るがすような不祥事を減給処分でごまかすなど、醜態だらけの国の政治も
 子供夢未来宣言とか、100年後の子供たちに誇れる政治と唱えながら、目先の利権構造と官僚の言うなりでダム推進等、旧態然とした悪しき公共事業はそのままの山形県政も
 「出羽三山に多様性が生き」と唱えながらも、相も変わらずというか、さらに強固な密室市政で官僚主導、ほとんどの市民力がないがしろにされている鶴岡市政も

今こそ、はっきりと改めないといけない。それが本当の改革だ。

国の借金は特別会計などをいれると、1000兆円を超えている。
鶴岡市政でいえば、年末に財政当局などに確認したが、鶴岡市の借金は今、一般会計で750億円ほど。それに下水道関連500億、などなど、併せて1700億を超えていた。来年度、実質交債費比率は18%を超える。聞けば現状で予算は20億から30億円分足りないのだそうだ。今年度、基金を取り崩してなんとか穴うめをし、また更に来年もだとすれば、次、次の次とどうしていくつもりなのか。
 
 更に厳しくチェックしていかないといけない。

もう、小手先の借り換えだとかといっている場合ではない。「あれかこれか」の選択の時代だ
「住民がだれも望んでいないものをよかれと思って税金を投入する」
「政官業の利権主導で世論操作し、つくりあげる」
「結論ありき。アリバイづくりのための審議会、委員会」
「かたちだけの住民参加」
そんな事は一切改めたい。


「公共事業」改革こそ、真の改革。
まずは、はっきりと、おかしいと思う事を言うことが大事だ。

政治をしっかりと国民、市民の声に応える、心宿るものに

今年も一歩一歩、やっていこう。

次の世代に、真にいい未来を手渡すために。