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農業委員会 認定農業者との意見交換


午後3時から農業委員会、認定農業者との意見交換会がグランドエルサンであり出席す。

認定農業者の直接の意見が聞けることはとてもありがたかった。
特に今回集まったのは専業農家の方々。

「これからは、米だけでは絶対に食べていけない」

この一言は強烈に響いた。そして、専業農家のほとんどの方が、農協を介した一般流通ではない、「独自で売る」手法を主にしているということも改めて気づかされた。

19年度からはじまる経営安定化対策だが、疑問も多い。特に集落営農といったって、本当にできるのか。今日お集まりの皆さんはほとんどが4ha以上お持ちの専業の方々だったので、あまりそうした話はなかったが、小規模で兼業の方々の個人の財布を集落でまとめろといわれたってどうなのか。僕自身も疑問だし、いろいろな声を聞いている。

 各委員の農業のビジョンを示せと問われた場面があったが、「新市になり、月山のてっぺんから荘内浜まで、上流から下流まで流域が一つになった。この生命生態圏の中で、この土地特有の資源を活かしながらいかに多様な、生き生きとした農業がはぐくめるか。ということ」と「ブルータスに掲載された月山の大地の写真とイタリアン特集の記事を示しながら、この地域が全国から注目されている」という事を示させていただいた。
 
 金曜日のNHKの特集でも「感動」を与えれる農作物を作り続けたい という山形市 の農業者の方の一言でまとめられたけれども、この地域でそうした連鎖がはぐくめるような農政のあり方とはどうしたらいいのか。もっともっと研究していきたいと思う。

 当日話はもりあがり、2次会午前2時まで色々とお話を聞かせて頂きました。
ありがとうございました。
 
 
農業が元気がなくては、鶴岡が元気になりません。国、県、市の政策の矛盾点。市ならではでは、こうしてほしいということ、農業者の皆さん、ぜひ現場の声をいろいろ聞かせてください。