浅野さんと情報公開
サンプロ。東京都知事選に出馬をほぼ固めた浅野 元宮城県知事がでてお話をしている。
情報公開とは、行政がだしてしかめ面をしなくてはいけない事。要するに都合の悪いことがオープンになって情報公開なのだと。繰り返し強調されていた。制度としてそうなっていなければおかしいのだ。そうなってなければ情報公開でなくて「広報」なのだということ。おっしゃるとおり。
鶴岡の情報公開についてちょっと考えてみるとどうか。この間、藤沢周平記念館の構想について、その策定プロセスの公開として、構想策定委員会の議事録の情報公開を求めた。役所の回答は「議事録をとっていないので公開できません」の一言だった。
以前、慶応大学のバイオ研究関連でも「バイオ戦略懇談会」の議事録の公開を求めた時もあった。答えは一緒だった。「議事録をとっていないので公開できません」だ。
資料についても
国で定められた都市計画審議会の他、ほとんどの審議会、委員会で「議事録をとってないから公開できない」のオンパレードなのだ。このことは今までも毎回の予算審議、決算審議の討論で再三にわたって指摘してきたのだが、この体質はそのままだ。
「それじゃあ公共事業としての体をなしてませんね」これが全国的なNPOの中心メンバーから発せられた鶴岡にむけた言葉であり、僕も全く同感だ。
以前も取り上げたかもしれないが、浅野さんにお会いして情報公開やNPOの役割についてお話をしたことがある。浅野さんは 真の民主主義を実現するために、情報公開、地方分権、NPOの3つが大事と語った。
NPOを民主主義のためと明確に語ったその一言に僕はとても惹かれた思いがしている。
東京が変われば日本が加速的に変わる。
おとといから昨日までの衆議院予算審議も数の論理で強行採決。「政治とカネの問題」についても疑惑が全く解明されていない。「美しい国」と掲げながらもその逆の「醜い国」ばく進中の今の政治を変えるには、まずは都知事選。浅野さんとともに運動を展開をしたい。
まずは、6日からの市議会、徹底議論をして参りたい。