里海の話
役所などで討論原稿作成。
諸々用をたした後、公益文科大学院で「里海の暮らしを考える」瀬戸山玄さんの話を聴きに行く。木造船、有機農業、縄文干し(伝統的な干物)、飛騨木工の杉の家具、など、従来の考え方では商品価値が認められなかったようなものから実はじわじわとヒットしている個の取り組みを紹介いただいた。映像作家、ドキュメンタリストとしてお撮りになっている映像作品は、とてもリアルに物事を伝えてくれ、プレゼン手法的にも、その事象ともにとても興味深かった。
著作である「野菜の時代」東京オーガニック伝を購入。東京・等々力の大平農園の取り組みを軸に描かれたドキュメンタリーだ。今、大切に読み始めている。
講演の中で「いいこと一生懸命やってると、だんだん売れてくるもんだよ」伝統的な縄文干しに取り組む漁師の方が映像の中で笑みをうかべて語った。
とってもいい顔だった。