持続可能な鶴岡ブログ

持続可能な鶴岡ブログ
トップページ > 持続可能な鶴岡ブログ > 産業建設委員会の議論。

産業建設委員会の議論。


本日、産業建設委員会がありました。
条例の審議の後、労働、農業、産業、観光、土木、建築、下水道などが審議課題。

条例として提示されたものの中、ゆーたうん、ゆぽか、ぼんぼ、ぽっぽの4施設の値上げ案が提示されました。この条例改正をうけて、ゆぽかは350円から380円、他、ぽっぽは380円から400円、ゆーたうん、ぼんぼは350円から400円となるということでありました。ゆぽかは黒字を出しているにもかかわらずです。原油高騰、そして入館者が減っている。という理由でしたが、僕は、「入館者が増えるための努力をどれだけやっているのか。なにも努力もしないで受益者負担の負担をあげるとは理解できない。また、この施設は、健康・福祉増進と市民の交流を促すための施設。だとすれば、料金をあげるときにはそれなりの徹底した議論が必要。合併していきなり値上げって、かっこ悪くありませんか?突然の値上げでは市民は納得いかない。それと、交流を促すということであれば、今、施設によってかなり温度差がある。コミュニケーションボードを設置し、イベントや諸々の交流を促すための機能についてもしっかりとしたものにしてほしいと提案した。

朝日村 わらび園の入園料、1000円が1200円に。というものにも反対。
体験農業などは大事な方策。こんなの市でカバーしなさいよ。と反論。

08年予算について
労働について
●格差社会といわれるが、鶴岡での格差の実態。また、非正規雇用の実態調査の現況、08年度のとりくみについて →現況まだ不明の状況。国の調査から→県→市とおりてくる。と答弁。調査を再度求める。
●鶴岡の自殺率が高い。それも50代の男性の率が高い。失業、倒産の際の再生する動きにすいて、行政が手を差し伸べなければならない。そうした仕組みの取り組みは?
→はろーわーくまかせのような答弁。 草島:秋田では「くもの糸」というNPOがあり、特に倒産社長の方々のケアにあたっている。そうしたネットワークの構築を要望する。

●農業については、
●食育について、この「食の都」鶴岡ならではの「志の高い食育」のあり方にするため、食育の教科書までつくって、子供達のうんち検査までやりながら、食の改善運動に取り組む今治市のとりくみを紹介し、「担当者はぜひ視察に行ってほしい」と提案。
●宮崎でコンビニ占拠までして販売をやれている今、発想の転換を変えて農産物の販売を促すしくみをと従前から提案してきたが、今般、江戸川区のケーブルテレビを活用して、鶴岡の農産物の紹介をするという予算組がなされた。これはいい。
農産者の一番いい笑顔を紹介できるようにしっかりとした映像をつくってほしいと要望。

●朝市は毎回好評だ。従来の枠組みを超えて、朝日村の山菜が並んだり、個人でやりたい農業者がはいっていけるようにして駅前の広場でファーマーズマーケットなどをやってみてはどうか。と提案。

●すいおうの普及、藤島型特別栽培米、鶴岡A型特別栽培米の08年の普及について
などの質問をす。

産業について
マリカ東館、駅前の活用について
● 先日、鶴岡北高校 の女子学生が駅前に「学習スペース」を求めているという記事が掲載されました。駅前がさみしい。なんとかしたい。その思いは高校生にまで伝わり実際にアクションがおきている。という事だと思います。
こうした提案についての検討の状況をおうかがいします。

●今、ネットワークコミセンがなくなり、駅前の機能が以前よりまして低下しています。ひとつはネット端末や、無線LANを使えるフリースポットがなくなり、そうしたものを求めるビジネスマンや観光客に、観光案内所は伝える場所がなくなり困惑しています
● また、その閉鎖後市内のまちづくりのNPOがフォーラムやイベントに利用していた約150万円の大型プリンターが使えないまま放置されており、せめてもの市民活動への支援だったものが機能低下しています。
● こうした機能は、山形市や新庄市の市民活動サポートセンターなどでは当然のサービスであり、市内の市民の利用者は、使えなくて困っています。

年間105万人の利用客があるにもかかわらず、にぎわいなく、死んでいる駅前を復興する。こうした課題の解決には、単に行政の内向きの調査研究ではなく、実際に市民と恊働の社会実験をしながら成功例を積み上げていくことではないでしょうか。。

マリカ東館については、
長期の利用については議論が必要でしょう。しかし、暫定利用も考えてください。市所有のスペースを使って、せめてもの市民活動の支援の場として学習スペースを含むミニライブラリー、ネットの公共端末、フリースポット、私は1F部分を短期場所貸しのようなかたちで、バザール(市場)とし、朝日村の山菜が並んだり、冬は長靴が並んだりなどということがあってはどうかとも考えます。
 私は、まずは、北高生を含め、NPOや公益文化大学、また、駅前でこんなことをしたいという思いのある市民の方々に参画していただき、アイデアを出し合って次々と実際に社会実験をおこなう、動きのあるオープンな駅前活性化プロジェクト会議を立ち上げることを提案をします。

→都市整備が応え、北高生のプランについては検討中。オープンな会議については考えていない。等と答弁。
産業課長に、改めて、大型プリンターの再活用について尋ねると、「本体はあと2年ぐらいで補償がきれる」再利用は考えていないなどと答弁。

マリカ東館には08年度、6000万円超の予算で産業支援センターを増設することになっている。その内容は、駅前のiTの機能低下をカバーすることなく、市民活動のサポートだった大型プリンターが使えず市民が困っているということにも対処しない。

ただ、ほとんど部屋のまじきりをするだけの6000万円だということがわかり、あとで反論す。

●観光。
月山観光について、レストハウス周辺のサービスの充実について、役所が管理者に一連の働きをかけたことを確認。
山楽祭については、子供達のためにも、山でやって、山伏修験の八朔祭と交わるところに意味がある。この祭りを生み出した演出家の志も汲んで、工夫をし、予算もつけて、充実させてほしい。

●土木・建築
●地球温暖化が叫ばれる中、都市計画や公共建築物で、省エネや自然エネルギーの活用などをはかる指針のようなものは現在あるのか。あまり取り組みはみられないが、酒田では太陽の家というとりくみがある。鶴岡高専のT先生には、太陽光、風車など、この分野で世界一 クラスの方々とのネットワークがある。こうした先生と協議しながら、公共建築物のエコ化に取り組むことを提案する。

櫛引町の公園整備について。市内、市民に相当不評をかっている、富樫氏のモニュメントをまた随意契約するのか。いいかげんにしてほしいと思うが。と問う。

名誉町民だから、名誉市民だからと、以前から決まっていたとの答弁。→
コンペなどをしてほしい。と要望。

●下水道
高専と共同プロジェクトで、排水路に水車をつけて自然エネルギーの研究をする。これはいい。高専のネットワークをもっと活用して建設全体として取り組んではどうか。
今、進んでいない地球温暖化対策が相当ゲインできると思うので検討してほしい。

以上、主要な論点をあげました。

全体的に