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鶴岡型 小水力発電  稼動! 鶴岡高専 オープンクロスフロー 水車




今まで水力発電というとすぐにダムなど大規模なものばかりとおもいきや、実は、水車を水路につくれば、簡単に電気は起こせる。でも、その形状によっては、ごみがひっかかったり、なかなかメンテナンスがめんどうだったり諸々課題があるようだ。

 高専の丹先生、本橋先生らが開発していたのが、そうした課題を克服する形状をもつオープンクロスフロー型の水車。今回下水処理水を活用してこの水車の実験がはじまった。大体、3kwの出力。一般家庭8件分の電力をまかなうことができるとのこと。
この設置については、水利権や河川管理の関係で国土交通省の許可がなかなかでなくて設置するのにずいぶんの時間がかかったようだ。
 諸々の困難を乗り越えて実現した、実験の開始に拍手を送りたい。 

鶴岡の中山間地、扇状地の水路を使って、こうした水車をまわせたら、結構な電力がとれるのではないか。そばで見ていて、風力よりも安定しているし、大きな可能性を感じた。

グリーンニューディールが叫ばれる今、こうした研究こそ重要視すべきだ。

今後の展開に期待したいし、こうした利用における水利権の壁の問題について、熟考しなければならない。