山崎先生の演劇を観に行く。
山崎誠助先生が主宰する劇団「麦の会」の演劇「女の旅路」を観に行く。月山を背景としたセット、「嫁に小遣いをあげるかどうか」を婦人会で話し合っていた終戦直後、家族経営の農家が複式簿記をしはじめた時代、そして、昭和の終わり、息子夫婦がハワイ旅行にいく時代。そうした時代背景の中での家庭の女性像を描いた作品。庄内弁。笹巻き、釣りでつれたウマズラ100匹をご近所の奥様方と分ける。それぞれの時代の庄内の暮らしの幸せが現れているような演劇だった
。パンフレットには、「創立以来63年初一念を変えることなく、郷土の歴史と郷土人の生活の中から、人の心の愛と美を求めながら、オリジナルの道程を辿り続けて参りました。しかし今にして道は遙かに遠く、そして遙かに険しいものと自覚致しております。、、しかし私どもは諦めてはおりません。未来には常に限りない希望がある、より大木な希望がある、それを信じるからです。、、、山崎先生のご高齢ながら、元気なクリエイティブに大きな拍手をお送りしたい。