明日、震災から100日、羽黒山伏として慰霊と復興祈願の採燈祭に参加します。
明日、東日本大震災から100日、羽黒山仏として、供養と復興祈願のに参加します。
東日本大復興祈願並び犠牲者慰霊大採燈祭執行趣意書
平成二十三年三月十一日午後二十六分日本が大きく揺れました。特に東日本の東北を中心に何百年に一度といわれる震度九の大震災に見舞われました。それに伴い大津波が人も建物も車も船などあらゆるものを呑みこみました。そしてその被災者の死亡者が一万五千人、行方不明者が九千人、そして現在も避難者が一万一千人にも及んでおります。自然災害とはいえ空前の大混乱を日本だけではなく世界にもたらしました。それに加えて福島第一原発は震災発生直後に原子炉が自動停止。地震で外部からの電力を得る設備も被害を受け停電した。さらにその後の津波をかぶり非常用発電機なども被害を受け、炉心を冷やすために必要な電源を全て失い、核燃料からの放射性物資の放出の被害が大変な状況にあります。
今回被害にあった青森県から千葉県に至る太平洋沿岸地域は中世時代頃からの出羽三山への信仰の極めて篤い地域でもありまして、現在も皆さんの心の拠り所として崇敬の念を抱いておられます。
今、私たち出羽三山の山伏として出来る事は被害に合われ亡くなられました皆さまをしっかり供養することと、被害に合われました地域がいち早く復興されます事を被災された百日目の日にしっかりお祈りすることであります。
そこで左記のような内容をもって執行いたします。
記
一日 時 平成二十三年六月十八日(土)午後七時から午後九時
一場所 福島県相馬市長友公園(中村神社隣)
一復興祈願祭並びに犠牲者慰霊大採燈祭 羽黒山伏衆二十人
一鎮魂の調べ 岡野弘幹(大阪在住のミュージッシャン)
東日本大復興祈願並び犠牲者慰霊大採燈祭実行委員会
会長 星野文紘(出羽三山 羽黒山宿坊「大聖坊」)
問い合わせ先 住所 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向九十九
メール hoshino1@coast.ocn.jp
平成二十三年五月三日
以上