さよなら原発55行動に参加。原発ゼロ社会へ。
「福島のこどもたちの疎開の権利裁判」「福島の原発止めたい女たち」などで大活躍中の駒崎ゆきこ郡山市議のお誘いを受けて、5月5日のこどもの日、経済産業省前のテント広場に向かう。ハンガーストライキを続けている人たちがいる。福島で何度か会ったかたもいる。今日、原発が止まるのだと、喜びあう。午後1時版ぐらいから、芝公園で集会があるということで、皆で歩いて向かった。そこで、鎌田さん、内橋克人さん、原子力情報室の共同代表、落合惠子さんらのスピーチを聞く。それぞれ、集まった5千人が拍手喝采のスピーチだったが、なかでも内橋さんのは心打つものだった。
ビデオを撮り、戻りの電車の中で書き起こした。以下。かみしめたいと思う。
みなさん、ありがとうございます。私たちを祝福してくれるようにですね
初めての五月晴れになりました。こいのぼりの中でお話をするといういうのは、大変すきです。幸せでいっぱいになります。その中で、
今日、迎えた思いをお話させていただきたいと思います。
本日のですね。夕方5時、泊原発出力低下し、夜11時に、6時間に、原子炉内の核分裂反応が完全に止まります、これで、国内のエネルギー、原発に依存するエネルギーはゼロになります。ゼロになります。
おめでとうございます。
この日をさして、こういう状態をさして、日本人の集団自殺だとおっしゃった方がおられましたが、絶対にそうはなりません。なんの破綻もおきておりません。
ただ一つですね、私たちが、注意をしなければならないのは、今日、原発稼働停止というのは、新たな、原発立国への準備なんです。’このことをですね、肝に銘じておく必要があるのではないかと思います。今回の停止は、再稼働する準備をしている。主な施設ですね、炉心、タービン、非常用の発電機、こういったものを点検をいたします。核燃料の4分の1を取り替えると、なんのためにそういうことをするのでしょうか。
それは再び稼働させて、311の前の姿に戻ろうとする、原発立国を再び立ち上げさせようとしている入念な準備を進めている、 これが現状、現実であります。
その点はですね、今日は心にとどめておいていただきたい。ですから、
今日迎えた、この日を、持続可能、つまりゼロの日をさらに、永久にゼロにする。そのためにすすめていかなければなりません。
私たちは、ですね、言葉の綾とか、トリックとかレトリックとか、そういうものに惑わされてはなりません。私たちは、その背景にある、真実というものを見抜く、鋭い洞察力をもたなくてはなりません。今日はそのスタートの1歩です。
社会を転換させなければ、本当の意味で原発ゼロという日はやってきません。
このことを胸に深くたたきこむ。
そのための本日の集まり、私たちの集まり、
さよなら原発のための再びのスタートということになります。
そのためには、原発がなければ仕事がない、仕事がなければ生きていけない、暮らしていけない。という、そういう社会の構造、あり方、政治の進め方、政策形成のあり方、それを変えていただかなければなりません。これから、皆様方、私たちの運動、一日一日ははじまる。と、その日がゼロ の日です。ゼロになって再びそれを永続させていく、持続可能にする。それを新たに誓う一日である。とという、こういう風に私たちは信じております。以上であります。みなさん、がんばりましょう。
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映像は、こちら。http://youtu.be/0QJiYnQH5Nc
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芝公園から5000人デモで浜松町駅まで2時間ぐらいのデモ。その後、経産省前、かんしょ踊りで1週。その後、午後11時再びテント村でカウントダウン11時5分。原発の電気止まったことを確認。
皆で喜ぶ。空には、満月手前の月がものすごく輝いていた。
大河内さんと合流。その後、天然住宅集合住宅へ。
とりいそぎ報告しときます。
311を、持続不可能な社会から持続可能な社会へ。
さて、これから羽黒山。