合併問題仕切り直し。経営倫理
10月21日、28日からの臨時議会での提出案件の説明会。ひとつは三川町を除く6市町村の南庄内 合併協議会の提案と、職員の冬季手当ての件。合併問題であるが、今回の議会で指摘したことの一つでも明らかになること、と住民の意志確認の手法の検討を強く望むものだ。
19日、公益文化大学大学院にむけた公開講座が鶴岡キャンパスでおこなわれた。経営倫理を学ぶということだが、「哲学的なアプローチからの経営倫理」ということで切り込んでいく「常に問いかける姿勢」といった中谷教授のアプローチは新鮮だったし、実に有意義だった。重要なこととして、「法律は確かなものではない。解釈の仕方もいろいろあるし、状況や時代によって、作り替えられるものだから」といったこと。なにより、自由な意見、反対意見が述べられない環境は、不正の温床になりやすい。ということ。 まとめのところだけ記しておこう。
●倫理的に生きるためには常に「それが正しい行為か」問いかける姿勢が不可欠。●ステイクホルダー重視の経営は現在の流行だが、何がステイクホルダーなのかはさらに深く考える必要がある。●法律を守るだけの経営は危なっかしい。●ビジネスにたずさわる者として、他者危害原則、不快原則を常に考慮しなくてはいけない。
当たり前のようなことだけれど、三菱の事件や雪印や牛肉不正表示やいろんなことがこの国でもおきている。役所の中でも、最近新潟市でもろに発覚したけれど不正談合がまだはびこっている。それらに如何に対処するか。「それが正しい行為か常に問いかけてみる」 大事なことだ。