Today is Earthday
アースデイ。今日はサクラ満開の鶴岡公園の角にたち、午後5時から30分ぐらい街頭演説。アースデイのことやバイオ投資の件について訴える。
その後、午後7時から、「水を考える会」をコモンズでおこなう。参加者7名。
4年半前に柴崎先生が来鶴、講演していただいたものをみんなで観る。
鶴岡の地下水源について53年から55年まで3年にわたって調査した結果報告。
当時、世界初の技術というべき、多層準三次元帯水層モデルを使ってシミュレーションした鶴岡は、地下水研究の先進地だったということをまず柴崎先生は伝え、5層にわたる地下帯水層の湧出量はとても良好で、とてもいい井戸が掘られていること、上流域から下流域までの連携。また、地下水環境問題の解決策を展開する上の市長、行政、市民、研究者の役割についてなど、様々な示唆にとんだ講演だったことに改めて気がつき、僕らは本当に貴重なひとときをすごさせていただいていたのだなということを思った。
その後、参加者みんなで11時すぎまで語り合ったが、3年間も世界的な地下水研究者の方に調査していただいておきながら、今、そのレポートが無視されるようなかたちでダムの水に変わっているということ。これはなんとかしなきゃいけないということだ。
日本の水道水源開発は、ある時から金のかかるほう、かかるほうにシフトしてきたのではないか。海外のODAなどでは、可能な限り安くあがる水源開発が重要視され、そのためにダムではなく、塩素もいれることがない良質な地下水の開発をしているのだと聞く。日本の水源開発は完全に逆行しているのではないか。 そして、ヨーロッパなどでは常識になっているような飲用水なのか生活用水なのかといった使用目的での優先順位、がもうけられていない。
Water for Life いのちのための水。 鶴岡から、やはり私たちと月山の森、扇状地に広がる庄内平野の田圃とをむすぶ、ここならではの資源として地下水の重要性を訴えたい。
柴崎先生の講演のビデオ。御覧になりたい人は出張上映会もします。どうぞ、ご一報ください。
なお、アースデイのアクションは4月29日、午前9時から、湯野浜海水浴場のビーチクリーンアップ(調査型)をおこないます。ホテル海山前の駐車場に集合。
ACTION!