地下水利用対策協議会 傍聴
7月25日、地下水利用対策協議会が、羽黒町であり、傍聴希望を申し入れ、傍聴す。
この会は、持続可能な地下水利用のためにつくられた会だが、これまでも、視察のあり方や、地域にいる水文学者などが全く参画てきていない状況の中で進められていて僕は問題視していた。議案については何の質疑も、意見もなく第一号、2号についてそのまま、拍手で承認。17年度の予算案も役員改選案も全く異論ないまま承認。
僕は、議会で、本来の専門家が入れていないこの会の姿勢や、地下水とは全く違うところに「視察」を繰りかえしている問題を指摘してきた。
昨年は、最上川の五月雨大堰の視察をおこない、今年度は八郎潟干拓地 干拓事業や 水蒸気を利用して発電をする地熱発電所 (湯沢市)について学んでくるのだそうだ。
地下水先進地である熊本市では、かの柴崎先生を中心とし、地元銀行が出資して研究会をつくり、こうした会が、真摯に上流部から下流部までの流域連携のあり方や地下水盆の研究をおこなっており、「農を守って水を守る」手法など、様々な方策が展開されている。
こうした先進地に学ぶべきではないだろうか。