鶴岡の行政改革度は680市区中408位 9月議会終了。
鶴岡市議会 9月議会が終了。旧鶴岡での議会は今日が最後だった。反対討論2件をおこなう。
討論内容は改めてここで示すが、今回は一つ指標を提示した。日本経済新聞社・からだしている全国優良都市ランキングでの評価についてである。
「16年度、2004年7月から8月末まで調査がおこなわれた自治体の経営力ランキングでは、当市の、透明度、効率化、活性化度、市民参加度、などを行政改革度は680市区中408位であり、中の下といったものであります。また、ちなみに、行政サービス度では683市中、621位であります。行政改革度ではとなりの酒田市では149位となっており、同様に行革を進めている中でぜひ何が違うのか、検討していただきたいと思う物であります。」
と討論の中で使った。
この全国優良都市ランキングは、なかなか興味深い。サービスを並べてみて、その充実度で順位をつけている。これはベンチマーク手法というものの一つだと思うが、こうして並べてみると、自治体経営にこんなに差がでていることがわかる。水道料金の格差は全国で九倍もの差がある。
このランキングの以前の年度のものでは水道料金が二倍にもふくれあがろうとしていた、鶴岡市の水道料金問題と、住民投票の運動がおきたことが明確に記されていた。
鶴岡の行政改革度は中の下。サービス度はこのランキングでは下の方である。
これをいかに改善していくかを考えていくべきで、行政改革といっても内向きの「行革大綱」をつくりそれに基づいて、ただ、「やる」だけでは意識が低いと思うのだ。
討論など終了し、五名の勇退される議員のみなさんがあいさつ。準会派「みどり21」を一緒に組み、大先輩である石川一郎議員 もご勇退される。石川さんには委員会で徹底して何時間でも議論する手法など、様々議会内での随分とご指導いただいた。またあの広域水道問題の住民投票直接請求署名を受けての議会で、質疑の中、僕が発言停止を言い渡された後、名討論で交わして頂いたこと。今もって感謝している。ありがとうございました。また、役所のチェック勢力同志として、水尾京子議員にもいろいろとご指導いただきました。ありがとうございました。斉藤助夫議員、小林達夫議員、長谷川雅一議員 大変お疲れさまでした。感謝申し上げます。