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国会 ホリエモン がせネタ 懲罰動議


国会論戦。ホリエモンのメールと武部幹事長二男との関係について民主党と自民党が争っている。全く信憑性もないものを国会に持ち込むわけはないし、出所を全て明らかにすれば、ホイッスルブロワー法もない日本では、本当に不利益をこうむったり、危険な人もでてくる。自民党は、裏付けがないがせネタとして懲罰動議をかけようとしている。
 このやりとりをみていて、鶴岡で2001年、広域水道切り換え直後の鶴岡市議会での私の発言をめぐる懲罰動議事件を思い出した。政府や与党に都合の悪いことになると、本質のところをさけて「議会の品位を傷つけた」などとして懲罰動議をだす。
品位だ、品格だ、などというよりも、なによりも真摯に国民の疑問や矛盾に応えることこそ大事にされなければならないはずだ。
 ともすれば、「仕事に差し障りがあるから、言いたいけれど言えない」事が多い社会なのかもしれないが、情報提供者や内部告発者をしっかりと守り、不当な圧力のない中で真実を明らかにし、矛盾を正していく必要があると思うのだ。