不都合な真実
出張の折、「不都合な真実」を観た。
大統領になりかけた 元米国副大統領 アルゴアの地球温暖化問題のプレゼンテーションを軸にしたドキュメンタリー映画。
米国でも、真実を伝えることがいかにむづかしいか。いかに「不都合」と考える人たちが情報操作をし、政治の中でも無視し続け、結局 ブッシュも京都議定書にサインしないままなのか。
1000回にわたるプレゼンを世界中で行いながら、真実を伝え、次の世代に何を手渡すべきかを説く姿勢に、共感した。
現場に足を運び、取材した地球の今の姿を、パワーブックを片手に国民に伝える。
提示された内容は実に深刻だ。
詳しくはウェブサイトを見てほしい。http://www.futsugou.jp/
山形では山形市で3月から上映されるそうだ。これは必見。
「不都合な真実」だけれど、今直面しているダム問題とも、以前の水問題とも同じだな。と思っている。
利権にあづかりたい人たちに、古い政治にこだわり続けたい人たちに、「不都合な真実」はまずつぶさねばならない対象だ。
ダム問題や地下水問題の真実は、今、まだ多くはゆがめられて伝えられている。
最上小国川なんか「日本一環境にやさしい 穴あきダム!?」と書かれたビラが堂々と最上町内に配られていたのだ。
僕も「不都合な真実」を編集することととしようっと。