国民投票法案が強行採決!?
国民投票法案。与党による強行採決のニュースが大きく報道されている。
統一地方選のどたばたの中、注意を選挙にむけておいて、憲法を変えるこの大事な法案が強行採決だ。5月3日に成立させるとかなんとかといっているが、とんでもない話だ。みんなで、声をあげていかなければならない。
朝日新聞WEBより転載す。
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国民投票法案採決、野党が反発 辻元氏「角も牙も出た」
2007年04月13日06時28分
国民投票法案の衆院委員会可決について安倍首相は12日、首相官邸で記者団に「相当長い議論、深い議論をしてきたと思います。その結果いよいよ採決をするときが来たのだろうと思います」と期待感を示した。
中山太郎・衆院憲法調査特別委員長も「混乱の中で採決をしたことは残念だが、国民の手に主権が確立されるとの観点から、これで正しかったと思う」と強調した。
公明党の赤松正雄・同委理事は「常に選挙もあるし、常に戦時だ。戦後60年間、決められていなかった手続き法を出来るだけ早い時に決めなきゃならない」と述べた。
一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「将来、憲法改正が現実となった時、今回の手続き法で強行採決されたことが何らかの汚点として残るのではないかと心配している。強硬姿勢に転じることで安倍政権の評価が上がると錯覚しているのではないか」と批判した。
共産党の志位委員長は「ほとんど質疑を抜きに大変な悪法が委員会で強行(採決)された。この罪は非常に深い。9条を変え、海外で戦争をする国をつくることが憲法改定の目的だが、真っ当な国民投票では到底勝ち目がないと、こういう仕掛けを作っている。参院で必ず廃案に追い込む」。
同委の委員の社民党の辻元清美氏は「安倍首相のタカのツメだけではなく、角も牙も出てきた。憲法を総理大臣が私物化している」と批判した。
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