持続可能な鶴岡ブログ

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カテゴリー: 日記

成人式街頭演説と


成人式の日は毎年恒例で、街頭演説をやっています。

大雪。とその対応。


一日コモンズで仕事。午後、役所で除雪の対応について取材。
大雪による死傷者。山形県内で111人。鶴岡でけが3人。鶴岡市役所では、
31日に、助役を本部長とする豪雪対策本部がたちあがっています。本部事務局は市民生活課危機管理室内。
市内など、ブルトーザーが通った後の除雪をしないと車がだせない状況が続いていると思いますが、 気になるのは、一人暮らしの高齢者の方や身障者の世帯。
 旧鶴岡で2394人、藤島156人、羽黒97人、櫛引町79人、朝日村92人、温海町302人。合計3120人。
介護認定者は全体で6213人。この対応です。

ボランティアというと鳥居町北や道形町などでおこなわれている町内会ボランティアがありますが、他の地域ではどうなのか、ニーズがひろいきれているのか、心配です。

また、最近、身障者世帯の方から、「毎朝、出勤する時に雪を除けることができないでいる。なんとかして」との声もありました。
近所でやってくれる人がいればいいわけですが、なかなかちょうど良くそうしたマッチングができていない現状もあると思います。

こうした事のコーディネートが必要ですね。




消費者は、世界を変える。


今朝、私も仕事はじめとして8時から30分、八文字屋でつじ立ち。
今日も結構 凍ってますね。まずは交通安全気をつけて。

今年の抱負を含め、12月議会での論争など、もろもろ訴えました。

とにかく、動けば変わる。 今年も行動の年にしたいと思います。

午前中、実家に寄ったときにテレビで2004年に制作されたアメリカの漁業についてのドキュメンタリーが流れていて、生態系の持続可能性と、経済の葛藤が描かれていました。野生の魚をとる漁業では、乱獲や、持続可能に反する捕り方を規制するために、認証制度をつくっているとか。モントレー水族館では、シーフードウォッチというプログラムをおこなって、海洋資源や生態系が持続可能なものになるように運動が展開されているとのことでした。
http://www.mbayaq.org/cr/seafoodwatch.asp
特に、養殖業の問題として、海洋汚染の問題もとりあげられていました。

ドキュメンタリー映像の中に、サンフランシスコ近郊、バークレーでオーガニックレストラン シェ・パニーズを経営するアリスウォーター さんが、「使う魚介類には気をつかっています。消費者は、世界を変えることができるのよ」と一言コメントされていました。ひさびさにビビンとはじけたフレーズでした。

 僕は1998年、期せずして、このシェ・パニーズを、そのときはまだ元気だったデビッドブラウアーと一緒に訪れ、ランチを一緒にしました。デビッドブラウアーが親友でもあるアリスさんに、「おまかせで」と頼んで「はいはい」と応えるアリスさんのやさしい表情がとても印象的でした。

シェ・パニーズはオーガニックレストランの代表格のレストランだと僕は後で知りました。気負った感じが全然ない、普通のレストラン。しかし、そのレストランがつながっているネットワークは地元産の有機栽培の野菜、持続可能性のある水産物。伝統の作り方をしている加工品。フェアトレードの生産物。金儲け主義の米国の流通や経済の本流からみたら、オルタナティブ(もうひとつの)ネットワーク。
 
 
 消費者ひとりひとりが世の中を変える。私たち一人一人が、変革の担い手なのだということ。もう一度、考えてみましょう。

その一歩を僕らはやれているでしょうか。

 今日、気がついたのは砂糖。カフェコモンズで扱う砂糖として三温糖がいいかなと思って買っていたのですが、自然食品店で「あれはキャラメル色素で色がついているだけなのよ」と指摘され愕然。で、そこでてんさい糖というのを買ってきて、赤いカップ印の三温糖をやめました。砂糖まで、ごまかしの食材を僕らは食べている現状が今あるのです。
 
 カフェコモンズ、今日は午後1時からオープンしています。

食文化を再考し、ごまかしのない、オーガニックを軸に、つながる場として一歩一歩やっていきたいと思います。

ちなみに シェ・パニーズのサイトはhttp://www.chezpanisse.com/

です。





仕事はじめ。


午前中は、第一ホテルで新年の、名刺交換会。午後、諸々あいさつまわりに。

夕方近くにおじゃましたところで長居しながら、森林の事や食文化、環境など、諸々話しました。
 耐震強度偽装の事件で、住まい、暮らしが脅かされています。そういえばアスベストの問題でもそうです。リフォームの問題もそう。金を軸にごまかしている。それもいのちにかかわる問題をです。

これまでの日本社会を思えば、どうでしょう。食ひとつ考えても、化学添加物だらけの食品をいつの間にか食べている。●●の素とか、僕らの世代は「これをふりかけさえすれば、おいしい」などという常識がつくられていたようにも思えますし、みなさん、どうでしょうか。コンソメ、ほんだし、などなど、カップラーメンも、マヨネーズ類も、ケチャップも、いろんなものを一度見てみてください。アミノ酸 という表示がみられませんか。

合成洗剤会社と結託してドラム式ではない、うずまき型の洗濯機がなぜか日本では主流になっていました(今はドラム式がよく宣伝されていました)

シャンプーも、合成洗剤が主流です。生物に毒といえる石油製品を頭皮にかけては危険だと、

CMで景気よく流れている商品にほど、金を軸にした虚構がかくれているかもしれない。と僕らはそろそろ気づきはじめたほうがいいように思えます。

携帯やテレビの電磁波も相当私達の脳や体に悪影響をおよぼしているかもしれません12月議会の僕のテーマは、情報公開と情報共有でした。モニュメントの件も、いろんな政策を決めていく審議会も情報が閉ざされた中でほとんどが進められていた。「情報なくして、市民の参加なし、協働なし」というのが討論の軸でした。

これは行政の場だけでなく、生活のいろんな場にあるような気がしています。インフォームドチョイスがきちんとできる社会にむけて、もっともっと、行動をおこしていかなければならないのではないでしょうか。
 
 生活の場でのきづきをひとつひとつ、行動にうつしていく時が来ているように思えます。
「常識のようにいわれている事を一度疑ってみる。そして本当に私たちの身体やこころ、また地球の環境の持続可能性にしっくりいくものをチョイスすること。

生活の場から、公共事業まで、そうした軸をもってみつめていきたいものです。

吹雪の中で


2日間は結構晴れていたのに今日になってまた吹雪。
コモンズの中で諸々片づけをしたり思索にふけったりなどなど。ゆっくりとすごしました。
 午後3時ぐらいからパル前にて、つじ立ち演説 初めをしましたが、猛烈なふぶきにあおられて、用意していたプラカードが飛ばされそうになりました。

 新市になってからの市政や12月議会の報告など、30分ぐらいやってましたが、車の中から手をふってくださったみなさん、ありがとうございました。






 

オオヒシクイ


早朝6時半に大山、おうら野鳥観察館へ。尾浦の自然を守る会のみなさんと、下池から飛び立つオオヒシクイを観察。

オオヒシクイは国の天然記念物に指定されています。新潟市の福島潟は日本一のオオヒシクイの越冬地であるとのこと。福島潟HPの説明によれば、9月下旬から飛来しはじめ、5000羽以上のオオヒシクイが越冬し、翌年3月に故郷のカムチャツカへ2400Kmの旅をして帰るとのこと。
 オオヒシクイは、ガンの仲間の中で一番大きな鳥で、羽を広げると1m60cmほどになります。竿になったり、鉤になったりして飛ぶ姿は遠い昔から歌にも詠まれ日本人に親しまれてきました。
 
 環境庁が募集した「残したい日本の音風景百選」にオオヒシクイの鳴声が、’96年(平成8年)7月に選ばれているとのこと。

飛び立つ姿、音は迫力があり、僕は毎回感動しています。

今回はVTR撮影をし、アップデートしました。ご覧くださいませ。
http://homepage.mac.com/stern8/iMovieTheater19.html

オオヒシクイ、ぜひ皆さんもご覧なってみませんか。最高ですよ。
双眼鏡ありますから、お貸しします。ただし午前6時には集合しないと見れません。あしからず。

その後、親戚へあいさつまわり 湯田川 正面湯で一休み。最高!



謹賀新年 成せばなる。


あけまして、おめでとうございます。

大雪の大晦日


除雪、みなさん大丈夫ですか。僕は朝から実家と事務所兼カフェコモンズの除雪で半日がすぎました。

今日は伝統の松例祭があります。僕は毎年恒例だったのですが、昨年は年越しを中越の元気村ですごしたので、1年ぶりの松例祭です。今ごろ綱とりをしているところですかね。
今年は、当初は中越の支援活動からはじまり、合併問題、そして選挙と、きづなの大切さを再確認した年でありました。

僕の毎年恒例は、松例祭、初祈祷、湯殿山参りです。

信念と行動力。これからが本当の勝負であります。

鶴岡ならではの美しさ、潤い、志の文化を大切に育んで参りたいものです。

皆様、よいお年をお迎えください。





夜眠らないこどもたちと夜、眠れないこどもたち


まる一日、支払いだとか片付けなどをしてすごしました。年末の大掃除、皆さん進行状況はいかがでしょうか。29日の晩、昨年、中越の関係で建ておこしなどの件でもご尽力いただいた 建築家の方と諸々情報交換。この雪国でも最低限の光熱費ですごせるソーラハウス、また、耐震に強い家づくりなどについて、トークセッションをやろうということになりそうです。興味ある方はぜひご一報を。

 テレビで、夜回り先生 水谷先生の特集が再放送されていて見入る。リストカットを繰り返す眠「れ」ないこどもたちと向き合う日々のドキュメント。

やさしさを配っているか。なにか人の役にたつことをしているか。と水谷先生はこどもたちに問いかける。そしてありがとうが生きる力の源なんですよね。と答える。
 
 「きづつけ合うことに、慣れてしまったこの世界 そこに僕らは生まれた」

と小室等さんの歌があるが、こんな日本で、特にこころやさしい、おもいやりのある子供達が自分で自分を傷つけている。
 自殺者3万人。その中でもこれからがある若い人たちが絶望して死んでいる。

寝る間もなく毎日のメール500本、1千本。応え、電話をかけ、両親や先生や児童相談所とやりとりをする。いのちを救うことがどれだけ大変か。

水谷先生の行動力に、「僕もまだまだだな」と思わずにはいられなかった。 




羽越線の運行について


一昨日の事故で、酒田→鶴岡間は不通ということになっています。温海と酒田で折り返し運転との事。
なぜ、温海で折り返し運転なのでしょうか。昨日の鶴岡駅では、鶴岡から東京に行きたい人が、「温海からでていますので、温海から乗ってください」といわれて、温海までレンタカーやタクシーで行っている人がいました。僕もでかけようとしたのですが、みあわせるしかありませんでした。温海まで車でいっても停めるところが心配ですから。


JRのHPでは、2005年12月27日
「羽越本線は、北余目〜砂越駅間での脱線事故の影響で、鶴岡〜酒田駅間の上下線で運転を見合わせ、同区間でバス代行輸送を行っています。」とのこと。です。

JRの駅には今直通電話がかからないようになっておりテレホンサービスの電話でのみ対応ということになっています。その電話は、050-2016-1600なのですが、こうした緊急時にはいつかけても話し中になってしまいます。

ちと不親切ですね。